マイホーム購入の第1歩目の選択は「注文住宅」か「建売住宅」かだと思います。
私は希望の土地に建売がなかったことや、モデルハウスを見ていて一目惚れした理想の間取りは建売ではなかなか売っていないことから注文住宅にしましたが、ビビッとくるものがあれば建売住宅でも良かったと思っています。
どちらか一方が明らかに優れていたり劣っていたりするわけではなく、両方にメリット・デメリットがあるので、それを紹介していきます。
注文住宅のメリット
①自分好みの家を造れる
これが最高のメリットでしょう。一生に一度、人生最大の買い物を自分の好きな間取りにカスタマイズして1から造ることができます。
また、キッチンやトイレ・お風呂などの設備系も自分で選ぶことができます。
②建築現場を自分の目で確認できる
工事現場を確認できるので、手抜き工事がされていないかを自分の目で確認することでできます。
基礎や断熱材など建ってしまった後ではわからない所から確認できるのは安心できます。
注文住宅のデメリット
①金額が高くなりがち
ついつい色々なオプションを付けたくなってしまうので、当初の予算よりも高くなる傾向にあります。
ただ、ローンを組める金額の限界はあると思うので、早めにローン審査をして、その金額内で収まるよう調整する必要があります。
②時間がかかる
ハウスメーカーを選び、土地を選び、間取りを決めて、設備を決めて、工事がスタートして3~4カ月で引き渡し。
最短で半年、通常であれば1年ほどの期間がかかるため、生活スタイルの変化ですぐにでも一軒家に引越ししたいという人にとってはここまで待てないかもしれません。
建売住宅のメリット
①金額が安い
安物を使っているから安い、という訳ではなく、しっかりとした理由があります。
まず、注文住宅と違って客との打合せ時間が必要ないので人件費が大幅に削れます。
また、設備等は標準品を大量に仕入れることでコストを抑えています。
②すぐ住める
建売住宅のチラシには「即入居可」とよく書かれています。
文字通り、ローン審査をして問題なければすぐに契約して住むことが出来ます。
エアコンやカーテンは最初からサービスで付いているところもあるので引っ越しにかかる費用も抑えることが出来ます。
建売住宅のデメリット
①間取り・外観・設備は変更できない
既に建っているものを購入するので当たり前ですが、注文住宅のようにカスタマイズはできません。
また、並んだ土地をハウスメーカーがまとめて購入して建売住宅を建てることがあり、その場合、そっくりな外観の家が並ぶため「建売住宅感」が強くなります。
(画像:石友ホームグループ フレンドリーハウス 公式HPより)
「統一感あってかわいい~」と「個性がなくて嫌だな・・・」で意見がわれるところですが、私個人的には後者です。
せっかく人生最大の買い物をするなら、周りの家とは違う見た目の家がほしいです。
②建築現場を確認できない
既に工事が終わっている家を内覧して購入するかどうか判断するので、工事途中の様子は確認できず、しっかりと工事されていることを祈るしかないです。
ただ、手抜き工事をするような業者は淘汰されてきているので、あまり心配する必要はないと思いますが・・・。
こう見てみると、それぞれのメリットとデメリットが逆になっている感じですね。
建売・注文、両方のメリットデメリットをしっかりと把握して、マイホーム選択にいかしてください!