この記事では
「注文住宅の外観の決め方・コツ」
「我が家の外観が決まるまでの流れ」
を紹介していきます!
注文住宅の外観の決め方・コツ
おしゃれな外観にするために注目するべき点は5つ!
➀家の形&イメージ
➁屋根の形
③窓の形&位置
④外壁の素材
⑤配色
⑥玄関ドア
⑦外構とのバランス
順番に説明していきます。
➀家の形&イメージ
ハウスメーカーによって得意とする形が違ったりもするので、外観をまったく考えずに打ち合わせを進めて後から「このハウスメーカーだと希望の外観にできない!?」なんてこともあり得ます。
それを避けるためにいろいろなモデルハウスや写真を見て、自分が建てたい家の形&イメージを持ってからハウスメーカー選びや打ち合わせに進みましょう。
<主な種類>
シンプル
良くも悪くも特徴のないシンプルなデザイン。
和風
玄関は引き戸を採用するなど昔ながらのデザイン。
洋風
レンガなどを使った輸入住宅のようなデザイン。
和モダン
和風をベースに新しさも入っているデザイン。
(石友ホームHPより引用)
洋モダン
洋風をベースに新しさも入っているデザイン。
(檜家新潟HPより引用)
シンプルモダン
シンプルをベースに新しさも入っているデザイン。
(インカムハウスHPより引用)
CUBE
立方体のようなCUBE型のデザイン。
(インカムハウスHPより引用)
その他
北欧風やウッドハウスなどの個性的なデザイン。
➁屋根の形
オーソドックスな「切妻屋根」「寄棟屋根」、屋根が平らな「陸屋根」、どちらか一方に大きく傾斜をつけた「片流れ屋根」など屋根の形は様々。
どのようなデザインを選ぶかで屋根の形もある程度は決まってきますが、屋根の向きや形状などをしっかりと考えないと、後から「太陽光発電を乗せたい!」となっても乗せれないこともあります。
屋根の形もしっかりと考えて決めましょう!!
③窓の形&位置
2階建ての場合、1階と2階で窓の位置がバラバラだとまとまりのない印象になってしまいます。
また、全て引き違い窓を採用してしまうとちょっと古臭いというか、安い建売感が出てしまうので「一部はFIX窓を採用する」など窓の種類を変えることでメリハリを出すことができます。
④外壁の素材
外壁の種類によってコストが大きく変わってきます。
安い外壁材は最初が安く済んでもメンテナンス費が高くつきがち。
コスパ・メンテナンス性・デザイン性などをしっかりと考えて外壁材を決めましょう!
<外壁材の主な種類>
窯業系サイディング
デザイン性が高く、値段も高くないので最近の家の外壁材シェアで約8割!
コーキング材が劣化してきたら修繕のサインで、10年ぐらいが目安。
金属系サイディング
断熱性の高い外壁材で、窯業系サイディングよりも寿命が長く15年ほど使うことができます。
樹脂系サイディング
20年ほどメンテナンスがいらないというメリットはありますが、耐火性がないため日本ではあまり普及していません。
木質系サイディング
木のぬくもりがあって好きな人は好きな外壁材ですが、木なので水に弱くメンテナンス費がかかるのが欠点。
モルタル
砂とセメントと水を混ぜ合わせた材料で耐火性が強い外壁材。
現場で職人が仕上げるため、職人の腕によって仕上がりや耐久性が左右されます。
タイル
耐久性が高く、サイディングと比べて重厚感があるので見た目に高級感が出ます。
しっかりと施工されていれば20年~30年はもつことも!
我が家はケイミューの窯業系サイディング「親水コート16mm」を採用しています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください!
また、サイディングとタイルそれぞれのメリット・デメリット、導入費用や導入後のメンテナンス費用にどれだけ差が出るのかを別記事にまとめているのでこちらも参考にしてください。
⑤配色
まったく同じデザイン・外壁材でも配色の違いで印象は大きく変わります。
「外壁材は2色まで貼り分けOK」というハウスメーカーが多いですがこれはハウスメーカーがケチっているわけではなく、2色ぐらいまでに抑えるのが1番まとまりが良いから!
外壁材・配色の打ち合わせでは実際のサイディングやタイルのサンプルを見ながら決めることができるので、ベストな配色を選びましょう!
⑥玄関ドア
玄関ドアも無数に選択肢があるので、家のデザインや雰囲気に合うものを選びましょう。
寒冷地に家を建てる場合は断熱性も要チェックです!
私が建てたインカムハウスでは三協アルミ「ファノーバ」から選ぶことができました。
詳しくはこちらの記事をチェック!
⑦外構とのバランス
駐車場やカーポート・庭などの外構も忘れてはいけません。
どれだけ家の外観にこだわっても、外構が砂利のままだったり外壁の色とカーポートの色が合ってないと全て完成してから全体像をみたときに「あれっ!??」ってなりかねません。
予算の都合で外構は後回しにするという人もいると思いますが、可能な限り家の外観イメージと合う外構にできるようにしましょう。
我が家の外観が決まるまでの流れ
ここからは、実際に我が家の外観が決まるまでの流れを説明します!
最初は石友ホームというハウスメーカーで打ち合わせを進めていました。
石友ホームは、和風だけど新しさもある「和モダン」テイストの家が多め。
(画像:石友ホーム公式HPより)
ただ私は、もっと軽い感じというか・・・
洋風でオシャレな感じの方が好き!
ということで、そういう雰囲気の家の画像をネットで探して「こんな感じの洋風なテイストが良いです!」と営業さんに何枚か見せて説明。
その時に実際に見せた画像をここでも紹介したいのですが、出所不明の画像のため勝手に転載するのもよくないと思いここでは省略します。
そして待ちに待った次の打合せ。
提案された外観がこちら。
どこが洋風なの!!
ふつうの石友ホームの家よりも渋い!!
あまりにも伝えていた希望と違って呆然としていたら「いまは逆にこれぐらい和風でどっしりした家がおしゃれだと思いますよー!」と。
営業さんの好みで我が家の外観を決めないでよ!!笑
その後、予算等の都合もあって石友ホームから石友ホーム系列のローコストハウスメーカー・インカムハウスへ変更することになり外観決めは振り出しに戻ってしまったのですが、これが逆に良かった!!
インカムハウスでは、外観を決められたパターンから選ぶという方式になっています。
(画像:インカムハウス公式HPより)
この時点で、石友ホームよりも洋風で良い感じ♪
そして実際に建っているインカムハウスのモデルハウスの写真がこちら。
(画像:全て インカムハウス公式HPより)
めちゃめちゃ良いじゃん!!
石友ホームの高級感ある外観の方が好きという方もたくさんいる思います。
ローコストハウスメーカーっぽい外観じゃんっていうと思います。
でも、それでも、インカムハウスの外観の方が好きなんです。。。
この中でも特に気に入ったのがこれ。
ちょっと個性的な外観ですが、横長のFIX窓などがアクセントになっていてオシャレな感じ♪
インカムハウスの営業さんに「これと同じにしてください!!」と伝え、ワクワクしながら迎えた打合せ。
提案された外観がこちら
忠実!! 完璧!!
間取りの都合で玄関ドアや窓の位置・形は違いますが、全く問題なし。
横並びでみても、ぱっと見は同じ家。
石友ホームで苦戦した外観問題が、インカムハウスになったことで一瞬で解決しました。笑
無事に外観が決まったことで、次は外壁サイデイング決め。
インカムハウスはケイミューの親水コート16mmというサイディングの中から好きな色・柄を2種類まで選べます。
・ディレクトーン チャコールブラック
・シックボーダー マーチホワイト
の2つを選びました。
玄関ドアは三協立山「ファノーバ」C12(色:オールドファッションパイン)。
鍵の開け閉めが楽なキーレスタイプ。
断熱をZEH仕様にグレードアップしているので玄関ドアも断熱性の高いK2です。
実際に家が建つまではイメージ通りの外観・色見になるか不安もありましたが・・・バッチリ!!
予算的にハウスメーカーを変えなくちゃいけなくなった時は家づくりが無事に終わるか不安になりましたが、インカムハウスと出会ったことで予算内になり納得のいく外観に出会うことが出来たので結果オーライ!
周りの家とも被らない外観で今でも本当に気に入っています!
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このブログでは、ハウスメーカー選びから完成Web内覧会まで全て紹介!
注文住宅を検討している人は是非読んでみて下さい!
みなさんの家造りの参考になる記事がきっとありますよ♪
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