1985年公開の大ヒット作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の続編として制作された
バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2。
本作では舞台が未来・過去・そして前作の時間軸へと広がり、シリーズ屈指の複雑なタイムトラベル構造が描かれます。
空飛ぶ車、ホバーボード、未来都市など、誰もが一度は憧れた未来像も満載。
この記事では、出演者情報から完全ネタバレあらすじ、そして作品が伝えたかった核心テーマまで、徹底的に分かりやすく解説します。

※本ページはネタバレを含みます。
※本ページはプロモーションが含まれています。
作品概要
公開:1989年
監督:ロバート・ゼメキス
脚本:ボブ・ゲイル、ロバート・ゼメキス
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
ジャンル:SF/アドベンチャー/コメディ
上映時間:約108分
前作のラスト直後から物語がスタートする完全直結型の続編。
未来・現在・過去が複雑に絡み合う、シリーズ中もっともタイムパラドックス要素が強い作品です。
出演者
マーティ・マクフライ:マイケル・J・フォックス
ドク(エメット・ブラウン博士):クリストファー・ロイド
ロレイン:リー・トンプソン
ビフ・タネン:トーマス・F・ウィルソン
ジェニファー:エリザベス・シュー
ほか
全編ストーリー(完全ネタバレ)
(「バック・トゥ・ザ・フューチャー3」ネタバレ解説はコチラ)
■未来から来たドクの緊急訪問
1985年。
過去から帰還したばかりのマーティの前に、未来から戻ってきたドクが突然現れる。
ドクは「今すぐ未来へ一緒に来てほしい」と言う。
マーティはジェニファーとの約束があるため一度は断るが、ドクは「その子にも関係がある」と言い、ジェニファーも同行することになる。
ドクによれば、問題は現在ではなく未来のマーティの子供に起きる事件だった。
■空飛ぶデロリアン、2015年へ
デロリアンには未来技術が追加されており、
・燃料は生ごみ
・空を飛行可能
となっていた。
「道路なんて未来には必要ない」
そう言うと車は空へ浮かび上がり、2015年へ向かう。
その様子を、年老いたビフが目撃していた。
未来では空飛ぶ車が空中を走り、町は完全にハイテク化していた。
ジェニファーは興奮するが、ドクは「未来を知りすぎるのは危険」と判断し、装置で彼女を眠らせてしまう。
■息子マーティJrの犯罪を止めろ
ドクはマーティに未来服を着せ、2分後にカフェへ行き、
・ペプシを注文
・グリフの誘いに「NO」と答える
だけで未来は救われると説明する。
新聞記事には、
・息子が逮捕
・その後娘も犯罪に巻き込まれる
・家族は破滅
と書かれていた。
カフェでは老ビフやグリフ一味と遭遇。
本物の息子Jrが現れたため、マーティは代役として出て行き、グリフの犯罪計画を断る。
しかしグリフに「腰抜け」と言われ、マーティは激昂。
追跡劇へ発展。
子供のホバーボードを借りて逃げ回るが、水上では止まってしまう。
グリフたちもボードで追跡。
最終的にグリフは建物へ突っ込み逮捕。
新聞記事は
「息子逮捕」→「グリフ逮捕」
へ変わり、未来は修正された。
■マーティの欲望
帰還前、マーティは骨董店で未来のスポーツ結果が載った名鑑を購入する。
「これで過去で賭ければ大儲けできる」
と考えたため。
ドクは激怒し、
「タイムマシンは金儲けのためじゃない」
と言って名鑑をゴミ箱へ捨てる。
だがその様子を、老ビフが見ていた。
■老ビフの時間犯罪
警官によりジェニファーが未来の自宅へ送られてしまい、ドクとマーティは救出へ向かう。
その隙に、老ビフはゴミ箱からスポーツ名鑑を拾い、デロリアンを盗み、過去へ飛ぶ。
■未来の自分の破滅を目撃
未来の家では、47歳のマーティが
・会社で違法取引
・「腰抜け」と挑発され契約
・即クビ
となる未来を見てしまう。
これは若い頃、挑発に乗った事故が原因で人生が狂ったためだった。
ジェニファーは未来の自分を見て気絶。
■改変された1985年(悪夢の世界)
1985年へ帰還すると、町は犯罪都市へ変貌していた。
家も他人のもの。
町の中心にはビフ・タネン博物館が建っていた。
ビフは巨万の富を築いた支配者となっていた。
さらに、
・母ロレインはビフの妻
・父ジョージは1973年に殺害
という現実が判明。
ドクの調査により原因はあのスポーツ名鑑と判明。
老ビフが2015年から1955年へ行き、若い自分へスポーツ名鑑を渡した。
その結果、ビフは全賭けに勝ち続け、富豪になった。
つまり現在は分岐した別の1985年だった。
■修正作戦:1955年へ再突入
未来へ行って阻止する案は無意味。
必要なのは、1955年で名鑑を回収すること。
それは偶然にも、前作の落雷の日だった。
この時代には既に
・過去のマーティ
・過去のドク
が存在しているため、絶対に遭遇してはいけない。
■ビフ尾行 → 体育館事件
1955年。
老人ビフが若いビフに名鑑を渡す瞬間を確認。
その後マーティは、ダンスパーティ会場でビフから名鑑を奪う。
一度は奪還成功するが、挑発に乗って再び奪われる。
最終的に、ホバーボード追跡の末、名鑑を取り返し燃やして消滅。
新聞の歴史は正常へ戻る。
■ドク消滅
帰還直前。
空中待機中のデロリアンへ雷が落ちドクは突然消える。
呆然とするマーティの元へ、ウエスタンユニオン配達員が現れる。
その手紙は、70年間保管されていたドクからのもの。
内容「私は1885年にいる。元気だ。」
つまりドクは西部開拓時代へ飛ばされていた。
■ラスト
マーティは1955年のドクの元へ走る。
ドクは未来へ送り出したばかりのマーティが戻ってきて驚愕。
「また問題が起きたんだ!」
その言葉を聞きドクはショックで気絶。
物語は次作へ続く。
(「バック・トゥ・ザ・フューチャー3」ネタバレ解説はコチラ)
この作品が伝えたかったこと
①未来は決まっていない
本シリーズ最大のメッセージ。
未来は固定された運命ではなく選択次第で変わる。
スポーツ年鑑=未来を固定しようとする行為それが破滅を生む。
②欲望は世界を壊す
ビフは「未来情報」という最強の武器を手に入れた結果、
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富
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権力
-
暴力
すべてを手にする。
だが社会は崩壊。
つまり本作は「ズルで得た成功は世界を壊す」という寓話でもある。
③時間改変の恐怖
PART1は冒険映画だったがPART2はむしろタイムトラベル・サスペンス。
ちょっとした歴史変更が
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人の死
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家族崩壊
社会崩壊
に繋がる恐怖を描いている。
(「バック・トゥ・ザ・フューチャー3」ネタバレ解説はコチラ)