PART3の舞台はなんと西部開拓時代。
1885年のアメリカへ飛ばされたドクを救うため、マーティは最後のタイムトラベルに挑みます。
シリーズの中でも最も人生の選択をテーマにした感動作であり、友情・恋愛・決断のすべてが詰まった完結編。
本記事では出演者情報からストーリー完全ネタバレ、作品のメッセージまで徹底解説します。

※本ページはネタバレを含みます。
※本ページはプロモーションが含まれています。
作品概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公開 | 1990年 |
| 監督 | ロバート・ゼメキス |
| 脚本 | ロバート・ゼメキス/ボブ・ゲイル |
| ジャンル | SF・西部劇・アドベンチャー |
| 上映時間 | 約118分 |
| シリーズ | バック・トゥ・ザ・フューチャー三部作完結編 |
本作はPART2のラストから完全直結で始まり、シリーズの物語を締めくくる最終章です。
出演者
| 俳優 | 役名 |
|---|---|
| マイケル・J・フォックス | マーティ・マクフライ/シェイマス・マクフライ |
| クリストファー・ロイド | エメット・ブラウン(ドク) |
| メアリー・スティーンバージェン | クララ・クレイトン |
| トーマス・F・ウィルソン | ビフの祖先ビュフォード・タネン |
| リー・トンプソン | ロレイン/マギー・マクフライ |
全編ストーリー(完全ネタバレ)
(「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」ネタバレ解説はコチラ)
■1885年から届いた手紙 ― 再び1955年へ
雷に打たれて1885年へ飛ばされたドクからの手紙を受け取ったマーティは、この問題を解決できるのは1955年のドクしかいないと確信し、すぐに会いに向かう。
その頃のドクは、もう一人のマーティを雷の力で未来へ送り返したばかりで成功を喜んでいた。
そこへ送り返したはずのマーティ本人が現れ、あまりの衝撃に気絶してしまう。
翌朝、昨夜の記録を残そうとするドクだったが、マーティが再び現れたことで幻覚ではなかったと判明。
マーティは、ドクが雷で1885年へ飛ばされたこと、そしてそこから手紙を送ってきた経緯を説明する。
■ドクの手紙と、隠されたデロリアン
手紙にはこう書かれていた。
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ドクは1885年で鍛冶屋として暮らしている
-
雷の衝撃でタイム回路が壊れ修理不能
-
必要な部品は1947年まで発明されない
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そのためデロリアンを廃鉱に隠した
-
1955年なら修理できるので、マーティだけ未来へ帰れ
-
自分を迎えに来るな
そして友情への感謝の言葉で締めくくられていた。
マーティと1955年ドクは地図を頼りに炭鉱へ向かい、爆破して内部に入る。
板で封印された場所を開くと、70年間眠り続けていたデロリアンが発見された。
内部には修理手順のメモが残されていた。
■ドクの墓 死の運命
帰ろうとすると、ドクの犬コペルニクスが墓の前から動かない。
そこにあった墓石にはこう刻まれていた。
「エメット・ブラウン 1885年9月7日死去」
さらに
「ビフォード・タネンに背後から撃たれる」
とも書かれていた。
新聞を調べるとタネンはマッド・ドッグと呼ばれる凶悪なガンマンで、多数の殺人歴があった。
ドクは1週間後に殺される運命だった。
マーティは決断する。
「そんな未来は変える。僕が助けに行く」
■1885年西部へタイムトラベル
修理されたデロリアンでマーティは1885年へ向かう。
到着直後、
-
インディアンの大群に遭遇
-
燃料タンクに矢が刺さりガソリン漏れ
-
クマに追われる
と散々な目に遭う。
逃げる途中で崖から落ち気絶。
目覚めた場所は、なんと先祖シェイマス・マクフライの農場だった。
マーティは咄嗟に「クリント・イーストウッド」と名乗る。
■ヒル・バレーでドクと再会
町の酒場で鍛冶屋の場所を聞くと、タネンに絡まれ絞首刑寸前に。
その瞬間、ロープを撃ち抜いて救ったのがドクだった。
タネンは
-
ウイスキー5ドル
-
馬75ドル
合計80ドルの借金を要求。
これが墓に書かれていた金額であり、ドクが殺される原因だと判明する。
マーティは未来の墓写真を見せドクを説得する。
■ガソリンがない
未来へ帰る決意をする二人だったが、この時代にはガソリンが存在しない。
つまりデロリアンは走れない。
あらゆる方法を試すが失敗。
そこでドクが思いつく。
-
機関車でデロリアンを押す
-
直線の線路で加速
-
140km到達でタイムトラベル
模型でシミュレーションを行う。
ただしその線路は峡谷に向かっており、未来では橋が完成している場所だった。
■クララとの出会い
峡谷を確認中、暴走馬車をドクが救う。
助けた女性は新任教師クララ・クレイトン。
二人は瞬時に恋に落ちる。
本来クララは峡谷に落ちて死ぬはずで、峡谷名も彼女由来だった。
ドクが助けたことで歴史が変わったと判明する。
ドクはタイムマシンを作ったこと自体を後悔し始める。
■祭り、決闘、そして未来の警告
町の祭りでタネンが再び現れ、マーティに決闘を申し込む。
マーティは列車出発後の時間を指定して受ける(=逃げる予定)。
その後、墓石の名前が消えたことでドクは助かると喜ぶが、今度は死ぬのがマーティに変わったと判明。
ドクはマーティに忠告する。
「挑発に乗るな。未来でお前はそれで人生を壊す」
■クララとの別れ
ドクは未来へ帰る決意をし、クララに別れを告げる。
しかし未来の話を信じてもらえず、クララは失恋して町を去ろうとする。
失意のドクは酒場で泥酔してしまう。
タネンに捕まったドクを救うためマーティは現れる。
タネンに撃たれるが、腹の鉄板で防御。
逆に殴り倒し、馬糞の中へ叩き込む。
タネンは逮捕される。
■機関車タイムトラベル作戦
二人は汽車を奪い、デロリアンを押して加速開始。
そこへクララが追いつき飛び乗る。
燃料が次々爆発しスピードは上昇。
クララが落ちかけるが、ドクがホバーボードで救出。
そして、マーティだけが未来へ帰還する。
ドクはクララと1885年に残った。
戻った瞬間、デロリアンは列車に衝突し完全破壊。
家に戻ると世界は改善されていた。
ジェニファーと車に乗ると、ニードルズがレースを挑んでくる。
「腰抜け」と挑発されるがマーティは無視する。
結果、ニードルズは事故寸前。
マーティは悟る。
未来は自分の選択で変わる
■最後の再会
踏切が鳴り、空から蒸気機関車型タイムマシンが出現。
そこにはドク、クララ、そして子供たち。
ドクは言う。
「未来はまだ決まっていない。自分で切り開くんだ」
そして時空の彼方へ旅立っていった。
(「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」ネタバレ解説はコチラ)
この作品が伝えたかったこと
①未来は運命ではない
シリーズ最大のメッセージ。
未来は変えられるし、自分の選択で作るもの。
ラストのドクの言葉が全てを象徴しています。
②短気は人生を狂わせる
マーティはずっと「臆病者」と言われると暴走していた。
しかし本作で初めて挑発を無視し、人生最大の事故を回避。
つまり人生を変えるのは大きな奇跡ではなく、小さな判断。
③ドクの物語としての完結
三部作はドクの人生の話でもある。
科学にしか興味なかった男が、
・恋をして
・家庭を持ち
・人生を選ぶ
ここで初めて「人間として完成」します。
まとめ
『バック・トゥ・ザ・フューチャー3』は、三部作すべてのテーマを回収する人生映画です。
西部劇の娯楽性、タイムトラベルのワクワク、友情と恋愛、そして未来への希望。
シリーズのラストにふさわしい、感動的で完璧な完結編と言えるでしょう。
(「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」ネタバレ解説はコチラ)