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映画『ブラックナイトパレード』ネタバレ解説レビュー【サンタの裏側を描く異色コメディ・あらすじ・キャスト】

ダメ男が突然サンタの会社に就職し、悪い子担当のブラックサンタとして働くことになるという、笑いと風刺とファンタジーが融合した異色のクリスマスコメディです。

主演の吉沢亮をはじめ、橋本環奈、中川大志ら豪華キャストが集結。

監督はコメディ演出で定評のある福田雄一。

本記事では、作品概要からキャスト、ネタバレ込みのストーリー、そして作品が伝えたテーマまで徹底解説します。

ブラックナイトパレード : 作品情報・キャスト・あらすじ - 映画.com

※本ページはネタバレを含みます。

※本ページはプロモーションが含まれています。

 

 

 

作品概要

公開日:2022年12月23日

上映時間:約109分

監督:福田雄一

原作:中村光

配給:東宝

ジャンル:ファンタジー/コメディ

人気漫画の実写化作品で、冴えない男がブラックサンタとして働く姿を描くクリスマスコメディ。

 

出演者(主要キャスト)

登場人物 俳優 キャラクター説明
日野三春 吉沢亮 大学受験・就活に失敗し、コンビニでバイトを続けている冴えない青年。物語の主人公。
北条志乃 橋本環奈 ブラックサンタで三春の同僚。優秀なハッキング能力を持つ。
田中皇帝 中川大志 三春のコンビニ時代のバイト仲間。ノリが軽くチャラい。
古平鉄平 渡邊圭祐 ブラックサンタの一員として働く三春の同僚。料理長。
吉川輝 佐藤二朗 コンビニの店長。
赤井稲穂 若月佑美 以前コンビニで働いていた女性。大学入試の試験監督も務める。
日野冬馬 山田裕貴 三春の父。トラック運転手で、19年前に亡くなっている。
クネヒト(声) 玉木宏 ブラックサンタを束ねる社長。三春をスカウトした。
帽子さん ムロツヨシ サンタクロースハウスの工場長。


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全編ストーリー(ネタバレあり)

冴えない青年・三春のクリスマス

コンビニ「ポーソン練馬北口店」で深夜バイトを続ける青年・日野三春。

大学受験にも就職活動にも失敗し、気づけば3年間もアルバイト生活を続けていた。

三春は真面目な性格で、後輩の田中皇帝(カイザー)が廃棄弁当を食べているのを見つけると、規則違反だと注意する。

しかしカイザーは「就活は柔軟性が必要。だから先輩は就職できない」と反抗。

その日、カイザーは内定が決まり年内でバイトを辞めると報告。

三春は期限切れのケーキで祝おうとするが、カイザーは彼女と夜景デートに行くため無断早退してしまう。

その直後、店長に廃棄を疑われ叱責される三春。

腹を立てた彼は、廃棄するふりをしてケーキをカバンに入れて持ち帰ってしまう。

その様子を、コンビニ看板の上から黒い服のサンタ・クネヒトが見ていた。

 

黒いサンタとの遭遇

帰り道、三春はホルモン焼き屋台へ入る。

店主は、なんと先ほどの黒いサンタ・クネヒトだった。

酔った三春は「ブラック企業でもいいから内定が欲しい」と愚痴をこぼす。

クネヒトは説明する。

  • クリスマスには赤いサンタと黒いサンタがいる

  • 良い子にはプレゼント

  • 悪い子には石炭

  • さらに悪い子には鞭

  • 最悪の子は袋に詰めて連れ去る

その瞬間、巨大な袋が現れ三春を飲み込んでしまう。

 

サンタクロースハウス入社

目覚めると三春はプレゼントで埋まった部屋のベッドにいた。

クネヒトは

  • 今日から内定

  • 月給30万・寮付き・三食付き

と告げ、三春は逃げ出すが外は北極であきらめる。

そして同僚になるハッカー天才の志乃、料理長の鉄平と出会う。

 

スマホを見ると

  • 店長から無断欠勤の着信

  • 母から米を送った連絡

  • カイザーは彼女と幸せ投稿

現実に絶望した三春は、ここで働くことを決意し契約書にサインする。

三春は研修を受け、各部署を回る。

 

【靴下ポスト】

世界中の子供から手紙が届く部署。

赤いサンタが不在のため、現在は黒いサンタがすべて配達。

 

【煙突の目(チムニー)】

悪い子を監視する部署。

志乃が衛星・赤外線・学校データを駆使し、一見いい子の少年がカンニング常習犯だと暴く。

三春はプライバシーを疑問視するが「煙突から侵入するサンタに今さら?」と論破される。

 

【石炭(コール)工場】

ここでは「悪い子向けプレゼント」を製造。

三春は脳に電極をつけられ、子供がプレゼントをもらった時のがっかり指数を測る実験に参加。

何度も失敗するが、本体カラーを「ウンコゴールド」にする案を出し指数45ぴったりを達成。

能力を認められこの部署に配属される。

 

トナカイ試験への挑戦

プレゼント配達員「トナカイ」は特別手当1000万円。

三春は志乃・鉄平と挑戦を決意。

そこへ、なんとカイザーも入社していた。

 

カイザーとの過去(5年前)

大学受験当日、三春が寄ったコンビニではカイザーの発注ミスでイチゴ大福5000個が入荷。

借金を抱える母の電話で追い詰められたカイザーは三春の袋にイチゴ大福を大量に忍ばせてしまう。

しかし試験監督(元店員の赤井)がSNS投稿したことで「イチゴ大福5000個」がバズり、店は大繁盛。

三春は受験後に店へ戻り、レジを手伝いカイザーを救った。

 

赤いサンタ殺害の真実

トナカイ適性試験後、クネヒトは三春に語る。

  • 赤いサンタは19年前に殺された

  • クリスマスを憎む者がいる

  • 魔法は消えかけている

  • 次の赤いサンタが必要

そして「君ならなれる」と告げる。

 

最終試験「はじめてのお使い」

4人一組で夜中にプレゼント配達。

しかし受付の黒幕がネズミ達に「赤いサンタ候補を殺せ」と命令していた。

マンション配達中、巨大ネズミが襲撃。

三春は落下するが、赤鼻のトナカイ・ルドルフに救われる。

最後のプレゼントを届けた瞬間、子供が目覚めて言う。

「サンタさん、ありがとう」

 

三春の過去とブラックカード

三春は思い出す。

19年前、父が亡くなり母も倒れた時、クネヒトからブラックカードを渡され、寂しさから通販で1000万円分のおもちゃを購入。

だが本当に欲しかったのは父だった。

三春はカードを返し「母を助けて」と願い、サンタの仕事を手伝っていたのだった。

 

後日、クネヒトの部屋でカーテンのかかった赤サンタの肖像画を開ける三春。

そこに描かれていたのは自分の父。

つまり父こそが赤いサンタだった。

 

三春の決断

クネヒトが「赤いサンタを継ぐ気になった?」と尋ねる。

三春は答える。

「なってやるよ。赤いサンタって奴に」

物語は幕を閉じる。

 

この映画が伝えたかったこと(テーマ)

①社会風刺(ブラック企業ネタ)

本作はサンタの世界を通じて、

  • 就職社会

  • ブラック労働

  • 評価制度

などをコメディとして描いています。

単なるファンタジーではなく、現代社会の縮図でもあります。

 

②「誰かの役に立つこと」の意味

三春は最初「楽な仕事がしたい」だけの男でした。

しかし最後には「誰かの幸せのために働く」ことの価値を理解します。

 

③ダメ人間でも居場所はある

 

本作は、

  • 落ちこぼれ

  • 社会不適合

  • 自信ゼロ

の主人公が活躍します。

完璧じゃなくても人生は変えられるという応援映画でもあります。

 

 

 

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