サラリーマンの雑記帳

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映画「8番出口」オリジナル脚本【ストーリー考えてみた】

大人気ゲーム「8番出口」がついに映画化!

主演・二宮和也で注目度も高まっています。


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無類のドラマ&映画好きの私。

もし私が「8番出口」を映画化するなら!と思ってオリジナル脚本を書いてみました。

(展開案を考えるのにchatGPTの力を借りています。)

 

あくまでもオリジナル脚本なので、

「映画の展開予想・考察ではない」ことご理解ください。

 

そのうえで、ちょっとでも気になってくれた方、楽しんでいただければと思います。

※本ページはプロモーションが含まれています。

 

 

 

プロローグ

深夜2時。東京の地下通路。

無機質な蛍光灯が青白く光り、遠くに微かに電車の走る音が響いている。ひんやりとした空気が肌を刺し、誰一人いないはずの空間に、何かが潜んでいるような緊張感が漂っていた。

相沢涼は、ぼんやりとした意識の中で目を覚ます。冷たい床に横たわっていた彼は、頭に鈍い痛みを感じながら起き上がる。

スマホを取り出すと圏外で、電池残量はわずか1%。時刻は2:03。

「……なんで俺、こんなところに……?」

記憶が曖昧だ。仕事の打ち合わせの帰りだったか、友人との飲み会だったか…。

思い出そうとしても霧がかかったように掴めない。

目の前の通路の壁には「出口 0」と書かれた案内看板が掛かっている。

「出口0……?どういう意味だ?」

通路は無人で、ただ沈黙が耳を圧迫する。

とりあえず、矢印の方向へと歩き出すことにした。

第一のループ - 初めての異変

長い地下通路。蛍光灯が点々と並び、壁には古びた映画ポスターや広告が貼られている。誰もいないはずなのに、奥の方から足音が聞こえる。

前方から中年の男性がゆっくりと歩いてきた。スーツ姿で、表情は硬い。涼は安堵の表情を浮かべて声をかけた。

「すみません、ここってどこですか?」

だが、男性は何も言わず、無表情のまま通り過ぎていった。まるで幽霊のような存在感に背筋が冷たくなる。

しばらく進むと、曲がり角の先に違和感があった。

ポスターの一枚が、明らかに目を動かしてこちらを見ていたのだ。

気のせいではない。

明確に「見られていた」感覚があった。

ゾッとする感覚に襲われ、涼は本能的に引き返す。

そうして進むと看板が「出口 1」になっていた。

「……なんだこれ。ルールがあるのか?」

第二のループ - 誤った判断とリセット

次の通路は一見、異常がないように思えた。

ただ、壁の一部のタイルが不自然に盛り上がっていた。

「なんでこんなとこが盛り上がってるんだ...?」

涼は違和感を感じつつもそのまま進んだ。

すると直後、照明が赤黒く点滅し、空間が歪んでいく。

視界が揺れ、頭がクラクラする。

そして、また「出口 0」の看板の前に戻されていた。

「なぜ出口0に戻ったんだ……?」

涼は悔しさと疑問を抱えたまま、再び歩き出した。

第三のループ - 仲間との遭遇

二度目の「出口 1」に向かう途中、遠くから誰かの声が聞こえた。

「誰か!助けて……!」

声の先にいたのは、若い男性が壁にもたれかかっていた。

大学生風の田辺だった。

「君もここに?」

「うん……気がついたらここにいた。進むたびに戻されてばかりで……でも、異変があったら引き返すと進めることがあるって、気づいたんだ」

それを聞いた涼は自分が出口0に戻った理由を理解し、二人で進むことを決めた。

隣に誰かがいるだけで安心感は大きく違った。

第四のループ - チーム拡大とさらなる試練

「出口 3」付近。

3回目の異変成功後、通路の角にキャリアウーマン風の女性が立っていた。

村瀬だった。

「あなたたちも巻き込まれたのね。私はすでに4回やり直してるわ」

3人は情報を交換しながら進むことに。

田辺の観察力、村瀬の判断力、涼の直感。

それぞれの強みが噛み合っていった。

「出口 4」では、壁のドアがゆっくりと開閉している異音が聞こえた。

涼は「風かもしれない」と言い張って進むが、次の瞬間、暗転。

また「出口 0」に戻された。

「……慎重すぎるくらいが丁度いいんだな」

 

 

 

第五のループ - 小さなミス、大きな代償

「出口 5」。何度目かの挑戦でようやく到達した地点だった。

しかし、ここで田辺の様子が変わる。

突然、彼の目の前に彼自身の顔写真と名前、そして自分しか知らないはずの過去の出来事などが細かく映し出される。

「……なんだこれ」

田辺は動揺を隠し、異変かどうかの判断を迷ったまま通路を進んでしまう。

彼の姿は、歩き出した数歩後に霧のようにかき消えた。

「……戻された……」

涼と村瀬は静かに唇を噛み、進むための慎重さを再認識した。

第六のループ - 疑心と連携

「出口 6」への通路。壁に黒い染みが不自然に広がっていた。村瀬が即座に判断。

「これは異変。戻るわよ」

迷わず引き返すと、次の通路は何も異常がなくスムーズに「出口 6」へ到達できた。

「もう、ちょっとの違和感でも見逃さない」

この頃には、涼たちの間には言葉にしない信頼関係が生まれていた。

第七のループ - 鏡の中の自分

「出口 7」に向かう通路の中ほど。涼は目を疑った。

そこに、自分そっくりの人間が立っていたのだ。無表情で微動だにしない。

村瀬はそっと涼の腕を引く。

「あれは異変。間違いない」

引き返して再挑戦すると、先ほどの人物は消えていた。

ようやく「出口 8」の表示が現れる。

涼の胸の鼓動が高鳴る。

最終ループ - 解放への扉

通路は静かだった。

まるで最初に戻ったかのように、何の異変もない。

「……ここが最後だといいな」

階段が見えた瞬間、涼と村瀬は顔を見合わせた。

一歩、一歩踏みしめながら階段を上る。

天井が次第に高くなり、空気が温かくなっていく。

エピローグ - 朝焼けの希望

階段の先にあったのは、薄明かりの差す地上の風景だった。

街はまだ眠っている。だが、確かに現実だった。

村瀬はスマホを確認し、電波が戻っていることを確認。

涼も深く息を吸い込む。

「……帰ってきたな」

その時、階段の下から誰かが駆け上がってくる音。

「間に合った……!俺も、抜け出せた!」

田辺だった。三人は再会を喜び、肩を叩き合った。

朝焼けの光が街を照らし出す。

彼らは“異変”の迷宮を越え、それぞれの日常へと帰っていった。

 

映画「8番出口」本物は8/29公開!

楽しみすぎる!!

絶対に劇場で見たい!!

あー私の「8番出口」も誰か映画化してくれないかなー。笑

 

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