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映画『フェイス/オフ』全編ネタバレ解説レビュー【愛憎とアイデンティティの衝突・あらすじ・キャスト】

 

 

『フェイス/オフ』は1997年に公開され、ジョン・ウー監督による圧倒的なアクションと大胆な設定で多くの映画ファンを熱狂させたアクション映画だ。主人公と敵役が“顔”を入れ替えるという衝撃的なプロットを軸に、善と悪、復讐と家族の絆が交錯する超絶エンターテインメントを描いた本作の魅力をあらゆる角度から解析する。

フェイス/オフ/吹替【ジョン・トラヴォルタ+ニコラス・ケイジ ...

※本ページはネタバレを含みます。

※本ページはプロモーションが含まれています。

作品概要

原題:Face/Off

公開日:1997年

監督:ジョン・ウー

脚本:マイク・ワーブ、マイケル・コレアリー

ジャンル:SFアクション/サスペンス

上映時間:約138分

配給:パラマウント ピクチャーズ/タッチストーン・ピクチャーズ

制作費:約8,000万ドル/世界興行収入:約2億4,500万ドル

 

出演者(キャスト)

ショーン・アーチャー(FBI捜査官) — ジョン・トラヴォルタ

キャスター・トロイ(テロリスト) — ニコラス・ケイジ

イヴ・アーチャー(ショーンの妻) — ジョアン・アレン

ポラックス・トロイ(キャスターの弟) — アレッサンドロ・ニヴォラ

サーシャ・ハスラー — ジーナ・ガーション

その他:ドミニク・スウェイン、ニック・カサヴェテス、コルム・フィオール など

 

全編あらすじネタバレ解説

6年前。

FBIの敏腕捜査官ショーン・アーチャー(ジョン・トラヴォルタ)は、息子マイケルと遊園地で穏やかな時間を過ごしていました。

メリーゴーランドで笑い合う父子。

しかし、その幸せな光景を遠くからスコープ越しに狙う男がいました。

凶悪テロリスト、キャスター・トロイ(ニコラス・ケイジ)。

ショーンを執拗に追い続けるFBI捜査官への報復として、キャスターは引き金を引きます。

銃弾はショーンの右肩を貫き、さらにマイケルを撃ち抜きました。

倒れ込むショーン。

必死に息子へと這い寄りますが、マイケルはすでに息絶えていました。

この瞬間から、ショーンの人生は復讐に支配されることになります。

 

執念の果ての逮捕

ショーンはキャスター逮捕だけを生きる目的にしていました。

その執念は常軌を逸しており、上司であり恩師でもあるヴィクター・ラザロからたびたび注意を受けるほど。

家庭を顧みない日々が続き、妻イヴ、娘ジェイミーとの時間はほとんどありません。

息子を失った悲しみから、ジェイミーは反抗的になっていました。

しかしショーンは家族を深く愛していました。

ただ、それをうまく表現できない不器用な男でした。

彼は愛する者の顔を指でそっと撫で下ろすことで、気持ちを伝えていました。

その頃キャスターは、弟ポラックスと共に、時限式細菌爆弾「シンクレア」をロサンゼルスのどこかに設置します。

標的は「アメリカ法曹総会会議」

爆発すればLA壊滅級の被害が出る代物でした。

空港で小型ジェットに乗ろうとするキャスター一味。

そこへショーン率いるFBIが突入します。

壮絶な銃撃戦の末、ショーンはついにキャスターとポラックスを逮捕。

しかしキャスターは重傷を負い、植物状態に陥ります。

FBI本部では英雄扱い。

だがショーンは喜びません。同僚を多数失ったからです。

 

極秘作戦「フェイス・オフ」

逮捕時に押収したディスクから時限式細菌爆弾「シンクレア」が未だ作動中であることが判明します。

しかし設置場所は不明。

弟ポラックスは口を割らない。

そこで提案されたのが、前代未聞の極秘計画。

植物状態のキャスターの顔をショーンに移植し、ショーンがキャスターになりすまして刑務所に入り、ポラックスから情報を引き出すというもの。

当然、ショーンの顔も剥がされます。

家族にも告げず、結婚指輪を外し、ショーンは決断。

ウォルシュ博士の手術により、顔も声も完全にキャスターへ。

鏡に映る自分の姿にパニックになるショーン。

しかし任務のため、特殊刑務所へと送られます。

鉄製ブーツと磁場で管理された海上刑務所。

そこで彼はキャスターを完璧に演じ、ついに爆弾の設置場所がコンベンションセンターであることを聞き出します。

 

 

 

悪魔の逆襲

しかしその頃、植物状態だったキャスターが奇跡的に覚醒。

状況を理解した彼は仲間を呼び、ウォルシュ博士を脅迫。

今度は自分がショーンの顔を奪います。

そして計画関係者を皆殺しにして記録を完全抹消。

こうしてキャスターはショーンになった。

彼はFBI内部に入り込み、ポラックスを司法取引で釈放。

爆弾をギリギリで解除し、LAの英雄になります。

しかし様子がおかしい。

陽気で女好き、部下の女性にセクハラ・・・周囲は違和感を覚えます。

一方、刑務所でテレビを見たショーンは絶望します。

自分の顔をした男が英雄になっている。

真実を知る者は誰もいない。

 

脱獄

ショーンは診療処置時にブーツが外れることを利用し、暴動を誘発。

海上刑務所から脱獄します。

全国指名手配犯となったキャスターの姿のショーンは、ディートリッヒのアジトへ向かいます。

そこで彼はキャスターの内縁の妻サーシャ、そして息子アダムと対面します。

アダムの姿に亡きマイケルを重ねるショーン。

父親としての感情が芽生えます。

 

血と裏切りの銃撃戦

ショーンの姿のキャスターが特殊部隊を率いてアジトを襲撃。

銃撃戦の中、ディートリッヒは死亡。

ポラックスもショーンによって殺されます。

キャスターは激怒。

さらにラザロを心臓発作に見せかけて殺害し、FBI長官代理に就任。

権力を完全に掌握します。

 

妻だけが知る真実

ショーンはイヴに真実を打ち明けます。

血液型(ショーンO型、キャスターAB型)を証明に使い、イヴは真実を確信。

夫婦だけの仕草、頬を優しく撫でる。

それが決定打でした。

イヴはショーンを信じ、決戦の日をラザロの葬儀に定めます。

 

最終決戦

教会での対峙。

キャスターはイヴとジェイミーを人質に。

サーシャも乱入。

銃撃の混戦の中、サーシャはキャスターに撃たれ死亡。

「息子をお願い…」とショーンに託します。

さらに娘ジェイミーが巻き込まれます。

キャスターは彼女を人質にしますが、ジェイミーは折り畳みナイフで反撃。

海上でのモーターボート追撃戦へ。

最後は素手の格闘。

ショーンは銛で、自分の顔をしたキャスターを突き刺します。

6年越しの因縁に終止符が打たれました。

 

結末

FBIは真実を受け入れます。

ショーンは再び手術を受け、自分の顔を取り戻します。

そして彼は、サーシャとキャスターの息子アダムを家に連れて帰ります。

イヴとジェイミーは彼を受け入れます。

失われた命。

断ち切られた復讐。

そして生まれた新しい家族。

ショーン一家は新たな未来へ歩き出すのです。

 

この作品が伝えたかったこと

善と悪は表面だけの違いなのか

ただ顔を交換しただけで、まったく異なる人生や価値観を背負った二人が入れ替わる。

外見を変えても、内面は変わらない。

そんな人間の本質を見事に描いている。

 

復讐と赦し

最後に自分の執念と向き合うことで、復讐心が人間をどれほど変えてしまうのかを突きつけられる。

視覚的なアクション以上に、感情の衝突がこの映画の核だ。

 

家族の愛と絆

本作におけるもう一つのテーマは家族だ。

自分の顔を取り戻すためだけでなく、家族を守るために戦う。

その決意が観客の共感を呼ぶ。

 

まとめ

『フェイス/オフ』は、圧倒的なコンセプトと人間ドラマを持ったエンターテインメント作品だ。

ジョン・トラヴォルタとニコラス・ケイジという二大スターが互いの役を演じ分ける演技は見物であり、観る者を飽きさせないテンポと驚異的なアクションが詰め込まれている。

今なお多くの映画ファンに愛される理由は、大胆な設定を軸に人間の本質を描いた点にある。

 

 

 

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