住宅ローンを借りる時にぶち当たる「変動金利と固定金利どっちが良いのか問題」
この記事ではそれぞれのメリット・デメリットをもとに、どちらの方が良いのかなどを紹介していきます!
変動金利
返済期間中に金利に変動があるローンシステム。
基本的に、借入時は固定金利よりも金利が低く設定されていますが、変動によっては固定金利よりも高い金利で返済する期間が発生する可能性も・・・
金利の変動にはいろいろな要素が絡み合っているので「こうなったら金利が上がる!下がる!」と一概には言い切れませんが、ざっっくり言うと景気が良くなると金利は上がる傾向にあります。
ただ、これまでの金利から急に上がっても返済が厳しくなるので金利変更後の返済額は前回の125%までしか上がらないという決まりもあります。
実際には返済額が金利変更前の140%に上がるとても125%までしか上がらないので15%得したー!!
・・・というわけではなく、15%は次の金利変更時に繰り越しされるだけ。
あくまでも「一気に返済額があがらないようにするための救済措置」にすぎません。
固定金利
変動金利とは違い、返済期間中に世間の景気がどれだけ変わろうとも返済金利は最後まで変わらないローンシステム。
基本的に、借入時は変動金利よりも金利が高く設定されていますが、景気に伴い金利が大幅に上がった時は変動金利よりもトータルで安く済む可能性があります。
変動+固定のMIX
借入から最初の数年は固定金利で、その後変動金利に移行するローンシステム。
金融機関によって多少名前に違いはありますが「固定金利特約型」「固定金利選択型」などと呼ばれています。
固定金利の期間は金融機関によりますが2年、3年、5年、7年、10年ぐらい。
私がローンを組んだ北陸銀行は3年、5年でした。
変動金利の低金利が最初の数年は固定になる旨味がありますが、変動金利に変わった後に金利が大幅に上昇した場合、変動金利で紹介した125%ルールの対象外なので返済額が大幅に上がるリスクもあります。
それぞれのメリット・デメリットまとめ
メリット | デメリット | |
変動金利 | 借入時は固定より 金利が安い |
金利によっては 固定よりも高くなる |
固定金利 | 返済額が一定なので ライフプランがたてやすい |
金利によっては 変動よりも高くなる |
MIX | 両方のメリットがある | 変動になった時に125%ルールが なく大幅に高くなる可能性がある |
皆はどれを選んでる?
住宅金融支援機構の調査結果がこちら!
年々変動金利が増えていて2019年には75.2%が変動金利、21%がMIX。
固定金利はたったの3.9%。
今は景気が悪く金利が低いこともあり、変動金利・MIXが圧倒的人気!
私も最初3年固定でその後変動金利となるMIXタイプでローンを組みました。
固定金利の安心感も魅力なのですが・・・目先の低金利に勝てなかった・・・笑
どのローンシステムを選ぶかでローンの返済しやすさ・気持ちの余裕が変わってくるので、しっかりと考えて自分に合うと思うローンを選びましょう!
このブログでは、ハウスメーカー選びから完成Web内覧会まで全て紹介!
注文住宅を検討している人は是非読んでみて下さい!
みなさんの家造りの参考になる記事がきっとありますよ♪
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