超ローコストハウスメーカーとして成長している秀光ビルド。
安さに惹かれて気になっている反面、安すぎて不安もある、なんていう人も多いと思います。
というわけで秀光ビルドの評判を徹底調査!
この記事を読めば、秀光ビルドを候補に入れるか入れないか判断できると思います!
秀光ビルドについて
まずは秀光ビルドというハウスメーカーについて知りましょう。
コミコミの坪単価
秀光ビルドには他のハウスメーカーではありえない「家の価格表」があります。
画質が悪くて見にくいですが、30坪=○円、31坪=○円、32坪=○円・・・というふつうに家の延床坪数におうじて値段が決まっているんです!
しかもこの値段の中には「①建物本体」「②水廻り」「③諸経費」「④サポートサービス」など全ての価格がコミコミなので、話が進むにつれて見積もりの値段が知らない間に上がっている・・・なんてこともないので安心。
ちなみに、このブログのYouTubeチャンネルでは私が実際に建てたローコスト住宅のルームツアー動画を公開中!
こちらも是非ご覧ください♪
プラン
規格住宅「SL-J」2階建20坪で1015万円~プランでは、決まった間取りプランから自分にあった間取りを選ぶことができます。
自由設計「UL-J」2階建20坪で1080万円~では、他のハウスメーカー同様に自分の希望通りに間取りをつくることができます。
この「SL-J」「UL-J」は、水回り設備がIHクッキングヒーター、システムバス、温水洗浄便座、間口750タイプ洗面化粧台、エコキュート(370L) という標準仕様になっていますが・・・
+27万円でハイクオリティセット(食器洗い乾燥機、ハイパーセラミック化粧台、エコキュート(370L))、+64万円でデラックスセット(オープンタイプキッチン、サーモフロア、断熱浴槽、エコキュート(460L)、トイレ+手洗器(フルオート便座・洗浄))にランクアップ可能!
最高等級「SHQ-T」2階建20坪で1522万円~プランでは、アルゴンガス入り最高水準の高断熱サッシ「SAMOSⅡ」・90cm洗面台・タッチレス水栓のキッチン・長期優良住宅仕様などローコストハウスメーカーの標準ではありえない高性能な家を建てることもできます。
使用している設備や建材・建具も他ハウスメーカー同様の一流メーカーにものばかりなので、秀光ビルドは「安かろう悪かろう」ではなく「予算によってグレードを選べる購入者によってとても良いハウスメーカー」だと思います!
安さの秘密
使用している設備や建材・建具がちゃんとした物なら何故こんなに安いのか!
秀光ビルドの安さを徹底解明!!
公式HPの「安いと言われる理由を、お教えします」というページを見てみると
他社の多くは利益を多めに見込むなど、設定価格に遊びを持たせているので高くなりがちです。交渉すると大幅な値引きに応じてくれる会社も多いですが、お客さまに「それって怖くないですか?」とお話しすることがあります。何かを削ったりグレードダウンしたりしないと、大幅な値引きは難しいはずです。当初の想いと全く違う仕様の住宅が出来上がるなんてことも…。
その点、秀光ビルドの家は、仕入れ価格の本社一括交渉などによるコストダウン努力を通じて、高品質な家を適正な価格で建てることに力を入れています。また、お客さまに採用している設備や性能をきちんとご説明し、同一仕様の家ならば、どのお客さまにも同じ価格をご提示します。ごくまれに「他社と比べて高い」と言われることもありますが、そんなときは仕様の中身を見て頂きます、決してこの価格でこの仕様は真似できないと自負していますから。
(秀光ビルド「安いと言われる理由を、お教えします」より引用)
と書いてあります。
「一括仕入れのコストダウン」などは他のハウスメーカーでもよくアピールされる事なので、これだけでは秀光ビルドの値段まで落とすことはできません。
これ以外のポイントで秀光ビルドが大きくコスト削減しているところ。
それは・・・人件費
ジュートピアなどの展示場には出店せずに建築費・人件費を節約。
営業マンの人数も各支店がまわるギリギリのラインで営業して人件費を節約。
内外装(壁紙・床材・外壁・水廻りなど)決めは基本的に1ヶ月以内という目安があり打合せなどにかかる時間・人件費を節約。
これは秀光ビルドの1つのデメリットかもしれません。
1ヶ月以内に決めないといけないという縛りから充分に検討できずに後から後悔・・・なんて絶対に嫌だと思うので、秀光ビルドを検討している人は事前にイメージを固めてから契約すると焦らずに済むかもしれません!
秀光ビルド文春砲事件の真相とその後
秀光ビルドは過去に次のような「文春砲」をくらっています。
・2016年3月に建てた物件に問題が見つかった
・土台と基礎が10センチもズレているなど建築基準法に違反している。
・他にも、1階と2階の柱や壁の位置がズレている、耐力面材ダイライトが継ぎ接ぎで耐力面材として役に立たない構造になっている、など。
この記事が出て秀光ビルドは大炎上。
「こんな欠陥住宅を建てるハウスメーカーやばいじゃん!」と、秀光ビルドを候補から外そうとしている方、お待ちください。
この記事を受けて福味健治(ふくみけんじ)さんという一級建築士の方が実際にこの物件を調査したそうです。
その調査によると、
・土台と基礎が10センチもズレているなど建築基準法に違反している。
→本当に10センチもズレているなら滑落しているはずの基礎パッキンがしっかりと固定されているし、ぱっと見ただけでは建築基準法に違反しているかは判断できない。
・1階と2階の柱や壁の位置がズレている
→間取り的にズレることは全然ありえるからちゃんと施工されていれば問題ない。
・耐力面材ダイライトが継ぎ接ぎで耐力面材として役に立たない
→ダイライトの施工マニュアルは、合板を耐力壁内で継ぐ事を認めていて、ちゃんと施工されていれば問題ない。
工事が終わった後の事なので実際にどう施工されているかは解体しないとわからないですが、図面を見る限りでは「建築基準法違反!欠陥住宅!」と週刊文春が報じたほどの家とは判断できないという結論でした。
しかし、ドアの軋みや、床鳴りなどの細かい不良、地震に強いかどうかの指標の1つである壁量倍率が1.0を上回ればOKの所この家は1.05という数字でかなりギリギリ。
などの問題点があったのは事実だそうです。
このような事が積み重なって、週刊文春に興味本位で大きな記事を出されたのではないかということでした。
この件を受けて秀光ビルドは第三者機関による全10回検査で安心を「見える化」
●設計図通りになっているか
●施工の状態は適切か
●キズや割れ、不具合はないか
●仕上がりに問題はないか
などの項目を一つ一つ丁寧にチェック。
全10回の検査が完了後、それまでの全検査結果とコメントを記載した「住宅検査報告書」を作成するようになりました。
しっかりと対策をうち、週刊文春の件以降は特にニュースになったりもしていないので施主との大きなトラブルはないのかなと思います。
施工件数は
2018年 2484棟
2019年 2195棟
2020年 2247棟
と安定した件数を維持しています。
ここまで読むと「秀光ビルドも悪くないかも!」と思っていただけたんじゃないでしょうか。
秀光ビルドをかばうような事を書いていますが私は秀光ビルドの関係者でもなければ、家も他のハウスメーカーで家を建てています。笑
ただ、ネット上には過去の週刊文春の件などを今もひっぱり一方的に悪い口コミを書いている人が散見されるのであくまでも公平な立場で秀光ビルドについて紹介しているまでです。ご理解ください!
実際に秀光ビルドで建てた人の話
生の声を聞かない限り正しいジャッジはできません。
というわけで!
ここからは実際に秀光ビルドで家を建てた人たちのブログ記事や感想・評判を紹介していきます。
【秀光ビルドで建築するよ。】
ブログ本文中に「目指せ秀光ビルドのトリセツ」と書いている通り、工事中の様子などかなり詳しく書いています。
「1ヶ月住んでみての評価」という記事では5段階で家の性能を評価していてとても参考になります。
ちなみに、断熱性・気密性は共に満点の5点という評価でした!
【秀光ビルドで注文住宅を建てちゃった】
追加したオプションやその料金、住んでから実際に感じた住宅性能など気になることがたくさん記事になっています。
値段の割に住宅性能は良く、おおむね満足な家造りができているブログ主さん。
しかし「秀光ビルドでの後悔」という記事もあり、そこには「不備があった際の対応の悪さ」が書かれていました。
この記事にも書きましたが、秀光ビルドはコスト削減のために人件費を極限まで削っているので「何かあった時のサポート・対応」という面ではデメリットかもしれません。
【シンママの毎日~マイホーム計画~】
他社と比べた時の安さが秀光ビルドの決め手。
こちらのブログでは打ち合わせ~工事~Web内覧会まで見ることができるので、秀光ビルドで建てることのできる家のイメージを掴むことができます。
【秀光ビルドで注文一戸建て!】
住み始めた後の記事があまりないですが契約~引き渡しまでが細かく記事になっているので、このブログを読めば秀光ビルドでの一連の流れがイメージできるかもしれません。
こちらも、他社と比べた時の安さが秀光ビルドの決め手。
担当してくれた営業さんも良い方だったそうです。
【40代で秀光ビルド福井店と契約して家を建てた会社員のブログ】
仕様や設備・見積もりなどについてかなり細かく記事にしているので秀光ビルドを検討している人は必見のブログです。
結論
実査に秀光ビルドで建てた人たちのブログ記事を読んできましたが、やはり決め手となるのは価格面がほとんどで、ローコストハウスメーカーの中でも秀光ビルドの安さは頭1つ抜けているようです。
ネットの口コミでは「最悪・後悔・寒い・やばい」などの書き込みがあり心配になる人も多いと思いますが実際に建てた人の記事を読んでいると住宅性能に不満を持っている人はあまりいないようでした。
吹き付け断熱&アルミ樹脂複合サッシ(グレードアップ可能)で、設備も他ハウスメーカーと同じ一流メーカーのものを扱っているので余程の施工ミスなどがない限りはちゃんとした性能を持つ家を建てることが出来ると考えて問題ないでしょう。
ただ、トラブルがあった時の対応の悪さはいくつかのブログで記事になっていたので、そこはデメリット。
人件費削減のしわ寄せなのか・・・ただでさえ安いのに何でもかんでも求めるのは酷ですが、改善されると嬉しいポイントですね。
この記事を読んで秀光ビルドが気になった人はぜひ資料請求や、最寄りの営業所で話を聞いてみてください♪
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注文住宅を検討している人は是非読んでみて下さい!
みなさんの家造りの参考になる記事がきっとありますよ♪
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