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映画『ズートピア』ネタバレ徹底解説|あらすじ・キャスト・ラストまで完全レビュー

「ウサギだから無理」

「キツネはずる賢いに決まっている」

そんな決めつけがあふれる世界で本当に大切なものは何か。

2016年に公開され、世界興行収入10億ドルを突破、アカデミー賞長編アニメーション賞も受賞したディズニー映画『ズートピア』

わかりやすく徹底解説します。

※本ページはネタバレを含みます。

※本ページはプロモーションが含まれています。

 

 

 

作品概要

タイトル 『ズートピア』原題: Zootopia

公開日:日本:2016年4月23日

監督: バイロン・ハワード、リッチ・ムーア(共同監督:ジャレド・ブッシュ)

脚本: ジャレド・ブッシュ、フィル・ジョンストン

制作: ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ

上映時間: 約108分

興行収入: 全世界興行収入10億ドル以上(2016年4位の大ヒット)

受賞歴: 第89回アカデミー賞 長編アニメーション賞など多数受賞・ノミネート


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主な出演者(声の出演)

ジュディ・ホップス(上戸彩)

ニック・ワイルド(森川智之)

ボゴ署長(三宅健太)

ドーン・ベルウェザー副市長(竹内順子)

ベンジャミン・クロウハウザー(高橋茂雄/サバンナ)

レオドア・ライオンハート市長(玄田哲章)

ほか

 

全編あらすじ(ネタバレ)

肉食動物も草食動物も、種族の違いを越えて共に暮らす世界。

そこには、どんな動物にも無限の可能性があると信じられている理想都市「ズートピア」が存在します。

主人公は、前向きで努力家のウサギの女の子・ジュディ・ホップス。

幼い頃から「警察官になる」という夢を抱いていました。

しかし周囲からは「ウサギに警察なんて無理」「小さすぎる」と笑われ続けます。

それでもジュディは諦めません。

厳しい警察学校を首席で卒業し、ついにウサギ初の警察官として大都市ズートピアへ赴任します。

ところが現実は甘くありませんでした。

ズートピアでは肉食動物が14人も行方不明になる重大事件が発生していましたが「小さくて頼りないウサギ」と見なされたジュディに任されたのは、駐車違反の取り締まりという地味な仕事。

期待されず、評価もされない。

それでもジュディは腐らず、誰よりも真剣に職務をこなします。

そんな中、キツネの詐欺師ニック・ワイルドと出会います。

口が達者で皮肉屋、そして狡猾。

ジュディはまんまと騙され悔しい思いをします。

しかし事態は急展開します。
行方不明になったカワウソ、エミット・オッタートンの捜索をジュディが自ら志願したのです。

与えられた猶予は48時間、失敗すればクビ。

情報を得るため、ジュディはニックと手を組み、二人はズートピア中を奔走します

 

「凶暴化」の謎

捜査の末、二人は衝撃の事実にたどり着きます。

オッタートンは突然凶暴化し、野生の本能をむき出しにして暴れ出したというのです。

その証言をしたのが、リムジン運転手の黒ヒョウ・マンチャス。

彼は「夜の遠吠え」という謎のキーワードを残します。

しかしその直後、マンチャスもまたオッタートンと同じように凶暴化。

ジュディとニックは間一髪で逃げ出しますが、確保されたはずのマンチャスは何者かに連れ去られてしまいます。

「夜の遠吠え」という言葉から、ジュディはオオカミを連想。

オオカミが警護する怪しい施設に潜入します。

そこで二人が目にしたのは・・・行方不明になっていた14人の肉食動物たち。

彼らは理性を失い、完全に野生の姿へと戻っていました。

 

英雄から転落へ

そこへ現れたのはライオンハート市長。

肉食動物のトップである彼は、事態を隠蔽していたのです。

ジュディは彼を逮捕。

一躍ヒーローとなります。

しかし、記者会見でジュディは重大な過ちを犯します。

「肉食動物の中に、DNAレベルで凶暴化する要素があるのではないか」

その何気ない発言は、肉食動物への不信と差別を一気に広げてしまいます。

その場にいた肉食動物のニックも傷つきます。

彼には過去がありました。

幼い頃、仲間と仲良くなろうと努力したにもかかわらず「キツネは狡猾な肉食動物だ」という決めつけだけで夢を壊された経験があったのです。

信頼し合い始めていた二人の間にも溝が生まれ、ニックはジュディの前から去ってしまいます。

ライオンハート市長は「原因は分からず、隔離していただけ」と主張。

しかしズートピアの街には、肉食動物への疑念と恐怖が広がっていきます。

 

夢をあきらめた日

「ズートピアをバラバラにしたいわけじゃない」

自分の言葉が街を分断したことに罪悪感を抱いたジュディは、警察を辞め、田舎へ帰ります。

夢を追いかけた結果、街を壊してしまった。そう思い込んでいたのです。

しかしある日、彼女は偶然知ります。

「夜の遠吠え」と呼ばれる花が、どんな動物でも凶暴化させる成分を持っていることを。

原因は植物だったのです。

本当の真相に気づいたジュディは再びズートピアへ戻ります。

そしてニックに謝罪。

もう一度、二人で事件を追うことを決意します。

 

真の黒幕

捜査の末、二人が突き止めた黒幕は、現市長ベルウェザー。

羊である彼女は「羊だから」という理由だけで軽んじられてきました。

その鬱屈した怒りが、事件の動機だったのです。

彼女は夜の遠吠えの花を買い占め、肉食動物を陥れ、草食動物中心の社会を築こうとしていました。

ニックに凶暴化させる銃弾を撃ち込み、証拠を消そうとしますがニックは機転を利かせ、逆に自白を録音。

ベルウェザーは逮捕されます。

凶暴化を治す薬も開発され、ズートピアは再び平和を取り戻します。

 

そして未来へ

「現実は厳しい。けれど、夢を追いかけることは悪いことじゃない」

警察学校の卒業式でスピーチするジュディ。

その姿は、誰が見ても立派な警察官です。

そしてそこにはキツネ初の警察官となったニックの姿も。

かつて差別され夢を壊されたニックがついに夢を叶えたのです。

ウサギ初の警察官と、キツネ初の警察官。

種族を越えた最高のコンビが誕生します。

二人は今日も、ズートピアの平和を守るため、新たな事件へと向かうのでした。

 

この作品が伝えたかったこと

偏見と差別について

ズートピアの世界では、見た目や種族によって能力や役割が決められているという固定観念が存在します。

主人公のジュディ自身も「ウサギだから警察官には向かない」と評価されがちです。

この描写は現実社会における偏見や差別の問題を象徴しています。

誰もが「違い」を持つ中で、それをどう受け入れるかが問われています。

 

自己肯定と夢を信じる力

ジュディの成長は「サイズやバックグラウンドに関係なく、自分の夢を実現できる」というメッセージ。

努力と信念があれば、壁を乗り越えられるという普遍的なテーマを伝えています。

 

異なる存在との協力

ニックとジュディは最初敵対していましたが、互いを理解し信頼を築いていきます。

このプロセスは違いがあっても共に歩むことの大切さを教えてくれます。 

 

総評

『ズートピア』は、観客が楽しめるカラフルなアニメーションとユーモアに満ちたキャラクターたちを描きながら、現代社会の重要なテーマを巧みに物語に織り込んだ作品です。

子どもから大人まで楽しめるだけでなく、深いメッセージ性に心を打たれる映画として高く評価されています。

 

 

 

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