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【最後に笑うのは誰だ】「コンフィデンスマンJP -ロマンス編-」ネタバレ~解説


コンフィデンスマンJP ロマンス編

基本情報

公開 2019年5月17日
監督 田中亮
脚本 古沢良太

 

キャスト

ダー子  :長澤まさみ
ボクちゃん:東出昌大
リチャード:小日向文世
五十嵐  :小手伸也
モナコ  :織田梨沙
ラン・リウ:竹内結子
ジェシー :三浦春馬
赤星栄介 :江口洋介
コウ・カイトウ:翁華栄
など。

 

ここからネタバレ! 本編ざっく~り解説

・ダー子(長澤まさみ)

・ボクちゃん(東出昌大)

・リチャード(小日向文世)

・五十嵐(小手伸也)

はこれまでにあの手この手で悪いお金持ちを騙して大金を手にしてきた。

 

また、ダー子達に以前に20億も騙し取られた赤星(江口洋介)はダー子達を許しておらず、復讐のタイミングを狙っていた。。。

 

そんな事を知る由もないダー子達が次のターゲットを探していると、その冷徹さ故に「氷姫」と呼ばれているラン・リウ(竹内結子)のニュースが飛び込んでくる。

彼女は数百億のパープルダイヤを持っているという噂があり、ターゲットに決定!

 

ターゲットが決まり、新しい仲間を流していたダー子がカフェで一休みしていると、そんなダー子に犬の売りつけ詐欺を仕掛けてくる娘が現れた。

ダー子はもちろん詐欺に気づき引っかからなかったが、仕掛けてきたモナコ(織田梨沙)を「良いセンスしてる、私の仲間になりなさい!」とスカウト。

早速モナコをつれて、ラン・リウを釣り上げる(騙す)ために香港へ出発!

しかし、さすがは氷姫。

ダー子たちの仕掛けになかなか食いつかない。

そんな時、氷姫がお抱えの占い師を亡くしたことで新しい占い師を探しているという情報をキャッチ。

 

チャンス!

ダー子とモナコは、霊能者姉妹になりすまして氷姫に接触。

最初は疑われていたが、予言を的中させることで氷姫の信頼を得ていく2人。

 

順調に思えたが、、、氷姫の部下・ジェシー(三浦春馬)という男が現れた時、ダー子の表情が曇った。

ジェシーとは、過去にダー子とタッグを組んだことがある同業者で、ダー子が「スター」と呼び慕い、心を奪われた相手だった。

ジェシーもパープルダイヤを狙い、ダー子達より一足先に氷姫に接触していたのだ。

 

氷姫は結婚後すぐに離婚しており、また、子供のときに日本の福岡で過ごしていたという情報を得たダー子達が日本で調査をすると、氷姫は本当は一途に恋をしており、お金よりも愛を求めていることを知る。

 

ジェシーは得意の恋仕掛けで氷姫を落とそうとするが、氷姫はまだ別れた元夫の事を思っていて落ちそうで落ちなかった。

氷姫と元夫は、喧嘩別れではなく、会社の経営に対する意識などの違いから無理やり別れさせられていたのだった。

 

これを知ったダー子達は、今回はお金の事を気にせず、可哀想な2人の寄りを戻してあげるために動き出す。

 

氷姫には元夫を名乗って、

元夫には氷姫を名乗って、

「これから一緒に過ごそう」という手紙を出して2人を引き寄せようとした。

 

氷姫は手紙に書いた通り空港まで来たが、元夫が来ない、、、。

元夫の居場所まで様子を見に行くと、そこには「あんなババアいまさらどうでもいいわ〜」と笑い飛ばす元夫の姿が。

傷心中の氷姫のもとにジェシーが現れ、彼女を抱き寄せようとしたその時!

 

「彼は渡さない!」とダー子が銃を持って現れ、ジェシーに向かって発砲。

氷姫をかばったジェシーが撃たれてしまい、そのまま病院へ搬送。

ダー子はすぐにその場から逃げ、その様子を見ていたボクちゃん達はダー子を追いかけるが見失ってしまう。

 

病院に運び込まれたジェシーにはずっと氷姫が付き添っており、そのまま彼のベッドのもとで寝落ちしていた。

目を覚ますと、、、ジェシーがおらず、身に着けていたパープルダイヤもなくなっていた。

 

そう、これはジェシーとダー子の作戦だったのだ。

氷姫は怒り狂い、2人を探す。

 

そしてこの作戦、ボクちゃん達にも知らされていなかった。

ダー子は皆を裏切ってジェシーと手を組んでいた。

氷姫の元夫に30億円払い氷姫とは会わせないようにすることで、パープルダイヤをGET。

数百億円といわれるパープルダイヤの価値を考えれば、30億円なんて安いもの。

 

最初はショックで動けなかったボクちゃん達だったが、このままではダー子がジェシーと遠くに行ってしまうと思い追いかける。

 

ダー子とジェシーの元にたどり着いたボクちゃんはダー子を必死に止めるが、想い届かず迎えにきたヘリに乗り込もうと扉をあけると、、、そこには赤星の姿が。

過去にダー子達に騙された赤星はジェシーを雇い、ダー子達を騙していたのだ。

さらに・・・。

新しく仲間となったモナコも、実はジェシーから送り込まれたスパイだった。

 

赤星の取り巻きに囲まれて絶体絶命のピンチ。

そんな所に、裏切られたことで怒り狂った氷姫が警察を引き連れて乗り込んできた。

ダー子、赤星、氷姫がお互いに銃を向けあい緊張状態が続く・・・。

 

 

しかし、ここで事を大きくしては後々面倒になる、逃げるが勝ちと判断した赤星は、ジェシーとともにヘリに乗り込んでそのまま飛び立っていった。

パープルダイヤはジェシーが持っていき、氷姫には捕まり、ダー子達は惨敗したのだった。

 

と、見せかけて!!

 

ヘリが飛んでいくと、みんなが「お疲れさまー」となり急に現場の空気が変わった。

そう、全てはダー子達の計算通りだったのだ。

 

話はターゲットを決めるところまで遡る・・・。

次のターゲットを決めようと考えていた時に、ダー子の子猫ちゃん(弟子)が結婚詐欺にあった。

その詐欺師がジェシーだったのだ。これによりターゲットはジェシーに決定。

また、赤星がダー子達を狙っているという噂も入ってきたので、どうせなら2人ともいっちゃおうということで、赤星も追加。

最初からこの2人を騙すために物語は始まっていた。

 

ジェシーがスパイとしてだれかを送り込んでくることも想定済み。

そのため、モナコのスパイ活動はダー子達につつぬけ。

必死に動くモナコに愛おしさすら感じるダー子だった。

 

元夫に変装していたのはリチャード。

こうして、氷姫との手切れ金として受け取った30億円はダー子達のものとなった。

 

赤星達が持って帰ったパープルダイヤはもちろん偽物。

ジェシーは赤星にこっぴどく怒鳴られて頭を抱えた。

 

大勝利をおさめたダー子達は祝杯パーティーを開催。

大盛り上がりの中インターホンが鳴り、現れたのは氷姫!

ではなく、ダー子が心より尊敬して「スター」と呼ぶ女詐欺師。(つまり、ジェシーのことをスターと慕っているというのは誤り。)

氷姫すらもダー子が手配した人ということなのだ。

 

メンバーが揃い、パーティーは大いに盛り上がった。

 

映画の最後、「ラン・リウ、会議が始まります」と側近が老婆に伝え、その女性が眼帯を外すと・・・彼女の眼にはパープルダイヤが埋められていた。

 

 
『「コンフィデンスマンJP -ロマンス編-」まとめ』最後まで読んでいただきありがとうございました!
 
 
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