基本情報
キャスト
井坂 - ディーン・フジオカ
黒田聡子 - 石田ゆり子
番場のぞみ - 小池栄子
寿賀さん - 斉藤由貴
山西あかね - 吉田羊
南条実 - 寺島進
黒田篤彦 - 濱田龍臣
ここからネタバレ！ 本編ざっく～り解説
ある日黒田啓介（中井貴一）が目を覚ますと、そこは病院のベッドの上だった。
訳がわからず病院から逃げ出すが、スーツの男たちに捕まって連れて行かれた先は首相官邸。
そう。
彼の正体は、横暴な態度・暴言当たり前の「史上最悪のダメ総理」黒田だった。
演説中にアンチからの投石をもろに頭にくらって記憶喪失になってしまったのだ。
記憶喪失後の黒田は周りに優しく思いやりのある性格で、これまでの黒田とはまるで別人のよう。
性格が良くなったといって喜んでばかりもいられない。
総理が記憶喪失したなんてことが国民にバレれば大混乱を招いてしまうと判断し、この事は国民はもちろん家族にも打ち明けず、黒田本人と、井坂（ディーン・フジオカ）・番場（小池栄子）の2人の秘書だけの秘密にすることにした。
しかし、夫婦間は冷め切っていて息子からは嫌われ、官房長官・鶴丸（草刈正雄）は自分の利益しか考えていない自己中野郎。
幼なじみの建設業者から賄賂を貰って必要のない工事を発注し、野党の山西（吉田羊）と不倫をして、古郡（佐藤浩市）という記者からは何かしらヤバそうな写真をばら撒くぞーとゆすられて、、、
記憶を無くす前の黒田、どんだけダメ総理なんだよ！！と自分でもショックを受ける黒田。
このままではダメだと思った黒田は小学校時代の先生に頼み、政治の勉強を一からやり直した。
最悪の状況からなんとか頑張ろうとする黒田に神様が気づいてくれたのか、ここから事態は好転していく。
アメリカ大統領・スーザン・ナリカワ（木村佳乃）に対してお世辞だけでなく忖度のない本音をぶつけることで日米の信頼関係は良くなり、記者・古郡に官房長官・鶴丸のスキャンダル写真を撮らせることで辞任に追い込んで組織の立て直しにも成功。
この調子でいくぞー！と良い流れになってきた矢先、首相夫人・聡子（石田ゆり子）と秘書官井坂の不倫写真が流出してしまう。
黒田が記憶を失う前の最低ダメダメ総理の時、お互い気を紛らわす為に不倫をしていたのだった。
過去の事とはいえ責任を感じた井坂は辞表を提出するが、黒田は「君が必要だ」と引き留め、井坂は改めて黒田の為に尽くすことを誓った。
妻・聡子は黒田の前から姿を消そうと車で逃げていたが、黒田はなんとテレビの国会中継で「君を愛してる！」とラブコール。
その中継を見た聡子は黒田のもとに戻り再び愛を誓った。
うまくおさまって良かったーとホッとしていると秘書官の番場が、黒田の小学校時代の作文を発見。
そこには書かれていたのは、、、「頭に石が当たって記憶喪失になればもっと素直な自分が出せるのに、、、」
もしかして記憶喪失は嘘だったんですか！？と番場が聞くと「最初は本当に記憶喪失だったけど、その後で記憶が戻った。けど、良いタイミングだと思ってね。、、、国家機密だよ？」と微笑んだ。
