夢のマイホームの計画を進めていたらまさかのローン審査落ち
急にどん底な気持ちになりますよね・・・
この記事では「審査落ちしないようにするための対策」「もし落ちてしまった時の対処法」について紹介します!
住宅ローン審査に落ちる理由と対策・対処法
住宅ローンの審査は「事前審査(仮審査)」「本審査」の2段階になっていて、事前審査で落ちる人もいれば、事前審査は通ったのに本審査で落ちた!なんて人もいます。
まずは「事前審査で落ちる理由」「本審査で落ちる理由」をそれぞれ理解して、審査落ちしないように万全の態勢で挑みましょう!
事前審査(仮審査)で落ちる理由
住宅ローンの事前審査は、金融機関の支店が行う審査で、本審査に比べると簡易的な審査で結果も数日で出ることが多いです。
事前と言っても舐めてかかってはNG。
理由があればふつーに落ちます。
ここで引っかかっていては話が進まないので、審査に通るよう1つ1つ確認していきましょう。
➀信用情報に傷がある
過去にクレジットカードなど支払い遅延があると「この人は返済能力に問題あり!」という印として信用情報に傷がついてしまいます。
日本の信用情報機関3つ
【株式会社シー・アイ・シー(CIC)】
【日本信用情報機構(JICC)】
【全国銀行個人信用情報センター】
各機関に問い合わせることで自分の信用情報に問題がないか確認することもできます。
「過去の情報が保管されているなら私ムリじゃん・・・」と思うかもしれませんがご安心を!
しっかりと全額清算してから5年経過していれば信用情報は回復します。
これまでに支払い遅延・滞納があって不安な人は、事前に信用情報の確認をしたり、担当営業に相談してみましょう。
➁完済時の年齢が高齢
金融機関にもよりますが、多くの金融機関が「完済時の年齢が81歳未満であること」が1つの条件になっています。
そのため高齢になってからローンを組む場合、完済時の年齢が81歳に近かったり超えていたりすると審査で落ちる可能性があります。
対策として親子で返済期間を跨ぐ「リレー返済(親子リレーローン)」の活用があげられますが、返済期間中は親子共ほかの新規ローンを組みにくかったり、金融機関によっては団体信用生命保険に加入できないことがあるので要確認!
③借入額に対して収入が低い・収入が不安定
ローンの希望額に対して収入が低かったり、フリーランスなどで収入が不安定な場合は審査に影響する可能性があります。
ローンの借入額は一般的に年収の6~8倍と言われているので、ここから大きく外れないようにしましょう。
転職したばかりで勤続年数が短い場合も審査に影響することがあります。
このような場合でどうしても希望のローンが通らない時は「フラット35」など職業が影響することがほぼないローンサービスを活用しましょう。
ただし、審査に通りやすいかわりに一般的なローンに比べて金利は少し高めになるのでよく確かめてローンを組みましょう。
④他の借入金の返済が残っている
これが意外な落とし穴。
収入と借入額のバランスも問題ないし勤続年数もバッチリ!なのに落ちた!という人がこのパターンが多いです。
・奨学金
・自動車ローン
・カードローン
など返済中のローンがある場合「今あるローン残高と合わせて住宅ローンの返済も本当にできるの?」というふうに収入に対しての返済比率を審査されます。
一括返済できるものは返済してしまったり、頭金を多めに支払うことでクリアになる可能性があります。
もし返済中のものがある場合は早めに担当営業さんに相談しましょう!
これらが主な事前審査に落ちてしまう理由なので、しっかりと確認しておきましょう。
事前審査を合格したら次は本審査が待っています!
本審査で落ちる理由
住宅ローンの本審査は、金融機関の本部と信用保証会社が行う審査で事前審査よりも厳しくチェックされます。
これを乗り越えれば無事にローン契約に進めます!
➀事前審査で提出した情報と異なる点がある
事前審査では収入の証明がなくても審査できますが、本審査は給与明細は源泉徴収などの証明書類が必要になります。
そのため事前審査で虚偽申告をしていた場合はここでバレます。
虚偽申告がバレた場合はもちろん審査は落ちますし、その後訂正してもその金融機関では再審査してもらえない可能性もあるので虚偽申告は絶対に辞めましょう。
故意にやったことじゃなくても事前審査から本審査の間に、
・新しく車などのローンを組んだ
・転職した
など収入・支出に関する変更点がある場合は審査に落ちてしまう可能性があるので、審査期間中はこのような事は控えましょう。
②健康状態に問題があり団信に加入できない
金融機関にもよりますが、ほとんどがローンを組む場合は団体信用生命保険への加入が必要になります。
健康状態に問題がある場合、団信保険に加入ができないのでローンの審査も通らない。という結果になってしまいます。
この場合、気持ちだけではどうにもならないので別の策でいくしかありません。
通常のローンプランよりも少しだけ金利が上乗せになるかわりに審査基準が緩和されている「ワイド団信」や、団信加入がなくても借り入れできる「フラット35」を検討しましょう。
③購入する物件価値が低い
もし契約後に返済できないという事態になった場合、物件を売却して返済に充てることができる価値のある物件かどうかも審査基準になっています。
これが理由で審査に落ちるのはほぼほぼ中古物件。
物件価値に対して借入額が多すぎると落とされる可能性があります。
頭金を増やすなどして借入額を減らすか、審査に通る物件に変更することでローンを組めるようになるはずです。
再審査はできるのか
1度落ちた金融機関では再審査してもムダ!という噂もありますがそんなことはありません。
ただ、全く同じ状況で再審査しても同じ結果が出るだけ。
同じ金融機関で再審査する場合は「借入金の減額」「ペアローンにして収入を増やす」など状況を良くしたうえで再審査をしましょう。
それでもダメな場合は融資条件が銀行よりも優しい「フラット35」など他のローンサービスも検討!
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このようなサービスを活用して自分にピッタリのローンサービスを選びましょう!!
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