M-1グランプリ2023面白かったー!
令和ロマンおめでとう!!
この記事では
☑ 令和ロマンについて
☑ M-1グランプリ2023全組分析
☑ 来年大会について
まとめていきたいと思います!!
令和ロマンおめでとう!
(M-1公式HPより引用)
第1回大会の中川家以来となるトップバッターからの優勝!
準優勝のヤーレンズと1票差の僅差でしたが個人的には令和ロマンの圧勝でした。
2本ともめっちゃ面白かったです。
平場の受け答えもスムーズで上手だしTVで活躍しそうですね。
次の章から決勝10組の全ネタを分析してみたいと思います。
M-1グランプリ2023全組分析
1組目:令和ロマン【648点/ファーストラウンド3位通過】
少女漫画でよくある「出会い頭に思いっきりぶつかるってことは行き先が違くない?」というテーマのしゃべくり漫才。
だれもがイメージできるシーンで共感しやすい設定だったこともありトップバッターにしてはかなりウケていた。
ボケもツッコミも本当に器用!
ただ、博多大吉さんが「後半の漫才のたたみ方が勿体無かった」と言っていた通り、最後の終わり方だけスマートじゃなかった印象。
ああいうゴチャついた感じが好きなんだろうけど普通にボケて突っ込んで終わっていたらもっと高得点もあり得たかも。
2組目:シシガシラ【627点/9位】
敗者復活で審査員票を4/5獲得して決勝進出。
コンプライアンスに厳しいくせにハゲだけはOK!というハゲいじり漫才。
松本さんから「ハゲネタはやめたほうがよかった」と言われて「ハゲネタしか持っていない」と答えた場面が1番面白かった。笑
敗者復活でやったネタは2本目にやる予定だったのかな?
でもそれもハゲネタだったしな・・・笑
今回のM-1を機にハゲに固執しないネタも作るようになるだろうから来年以降に期待したいですね。
ちなみに個人的には敗者復活戦の中ではななまがりが1番面白かったです。笑
3組目:さや香【659点/ファーストラウンド1位通過】
構成は去年の決勝ネタと同じ。
ホームステイを受け入れることにしたけど黙って引っ越そうと思う、と言い出す石井さんを最初は新山さんが止めるけど最終的に2人で巻こうとする。
かなり面白かったけど去年の免許返納を超えてはなかった気がする。
また、今年は新山さんの熱が序盤で一気に上がりすぎて一瞬置いてかれた感じもした。
4組目:カベポスター【635点/6位】
学校の怪奇現象についての漫才。
カベポスターの漫才ってなんか心地よくてずっと聞いていられるけど「爆笑!」って感じじゃないんですよねー。
松本さんの「4分に向いていない。6分あればどんどん面白くなった」というコメントがまさにその通り!って感じですね。
5組目:マユリカ【645点/4位】
倦怠期の夫婦喧嘩を題材にしたコント漫才。
ネタよりもキャッチコピーの「ずっとキモダチ」のが面白かった。笑
個人的にはそこまでハマまらなかったけど審査員は全員90点以上と高評価!
ネタ後の平場でのやり取り面白かったしTVでは売れていきそう。
6組目:ヤーレンズ【656点/ファーストラウンド2位通過】
引越した先の大家さんへの挨拶を題材にしたコント漫才。
小ボケを連打していく中で所々強いボケもあってずっと面白かった。
ただ、猪木の「ファイッ!」のくだりだけ長くてもったいなかったような・・・。
自分が世代じゃないからかな?笑
個人的にはファーストラウンド1位!!
7組目:真空ジェシカ【643点/5位】
映画館をA画館と捉えて、B画館、C画館、・・・がないのはおかしいというテーマでZ画館を体験させるコント漫才。
3年連続で決勝進出した経験からなのか今までで1番大衆寄りで真空ジェシカ特有の尖りがなくなった印象。
見やすくなったのに物足りないというジレンマ。笑
M-1で優勝するにはこのスタイルじゃ限界なのかなー。
8組目:ダンビラムーチョ【631点/8位】
副業でカラオケボックスを始めたいという歌ネタ。
審査員の皆さんが言っていたように1曲目が長すぎ。
「なんかあるのか!?」と期待したのに何もなく裏切られた時点で少し冷めてしまった。
個人的ファーストラウンド最下位。
9組目:くらげ【620点/10位】
忘れたものを思い出させるために候補を羅列する漫才。
松本さんも言っていたが「忘れたものを一緒に思い出す」という構図がミルクボーイを思い出させて少し引っかかってしまった。
この漫才の笑いどころは「アロハシャツを着たこんなおじさんが何故こんなに化粧品やブランドに詳しいんだよ!」ってところだと思うけど・・・
2人のことをよく知らないお客さんからすれば「詳しい人なんだ」で止まってしまって笑いまで行かなかったのだろう。
10組目:モグライダー【632点/7位】
『空に太陽がある限り』をベースにした歌ネタ。
構成は2年前のM-1で披露した『さそり座の女』と同じで、2年前のネタの方が面白かったから記憶の中で比較してしまい笑いが伸びなかった。
なんかテンポも微妙だったような・・・
最終決戦1組目:令和ロマン【4票獲得/優勝】
ドラマを再現するコント漫才。
「どこのサブスク!?」というツカミから、
「クッキー工場に未来はない!美味しくない!!」
「ライバル会社のトヨタさん・・・?」
「吉本にはこんな人がいます・・・」
最終3組の中では刺さるフレーズの量が圧倒的に多かった。
最近見たコント漫才の中で1番面白かった気がする。
文句なしの優勝!おめでとう!!
最終決戦2組目:ヤーレンズ【3票獲得/準優勝】
ラーメン屋を題材にしたコント漫才。
面白かったし特に欠点はなかったけど令和ロマンのほうが強かった!
でも1本目と同じでずーっとニヤニヤして見れるから本当に楽しい漫才。
来年に期待したいコンビですね。
最終決戦3組目:さや香【獲得票なし/3位】
四則演算に「見せ算」を追加したいというしゃべくり漫才。
いや、しゃべくり漫才か・・・?笑
ネットでは「見せ算」のスピードテストができるサイトが出来るなど話題にはなりましたが、そこまでの笑いにはならず。
私もTVの前でポカーンとしてしまいました。
何やってんだよ~!
今年1年さや香が優勝候補だと思って2本目楽しみにしてたのに!!
でも本人たちはこのネタをやる為にM-1頑張ったらしい。
来年の優勝候補からは外させてもらいます。笑
来年大会について
優勝直後に出場宣言をした令和ロマン、
1票差で準優勝のヤーレンズ、
ラストイヤーのモグライダー、
敗者復活でかなり善戦したママタルト、
などが注目じゃないでしょうか。
とにもかくにも令和ロマンおめでとう!!
M-1グランプリ2023に関わったすべての芸人さん、本当にお疲れさまでした。
来年大会も楽しみにしています!!
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