基本情報
監督 クリス・バック、ジェニファー・リー
脚本 ジェニファー・リー
原作 ハンス・クリスチャン・アンデルセン『雪の女王』
ジャンル ディズニーアニメ
キャスト
アナ - 神田沙也加
エルサ - 松たか子
クリストフ - 原慎一郎
オラフ - ピエール瀧→武内駿輔(TV放送版から変更されています)
ハンス王子 - 津田英佑
など。
ここからネタバレ! 本編詳細~解説
城を封鎖して生活をした理由
アレンデール王国の王女である姉エルサ・妹アナはとても仲が良くいつも遊んでいた。
エルサは触れたものを凍らせたり、雪や氷を作る魔法の力を持っていた。
エルサが8歳の時、いつものようにアナと2人で遊んでいる時に誤ってアナに魔法を当ててしまい、意識不明にさせてしまう。
エルサとアナの両親はトロールに救いを求めた。
しかし、アナを助けるためには魔法に関する記憶をすべて消さなければならなかった。エルサの魔力は日に日に強くなっていき、他の人たちに危害を加えないよう城の窓や門を封鎖し、魔法を抑える手袋をつけて、誰にも会わないよう生活をしていた。
一方アナは、魔法のことは忘れているが仲良しだった記憶はある為、姉エルサが急に自分を避けるようになったわけもわからないまま成長していく。
10年後、両親が船の事故で亡くなてしまう。
(「雪だるまつくろう」の中でさらっと死んでしまったのでちょっと衝撃でした。ナゼ両親が船で出かけたのか・・・その謎は「アナと雪の女王2」でわかります!⇒「アナと雪の女王2」レビューへ)
城の封鎖を一時的に解除して戴冠式へ
さらに3年後、成人したエルサは女王として即位することになり、城を開いて戴冠式が行われる。
アナは13年ぶりの外との接触にテンションがあがっており、そこで出会ったある国の王子ハンスと恋に落ち、結婚の約束をする。
一方エルサは、魔法が暴走しないようにコントロールするだけでも大変だったのに、アナの勝手な行動にご立腹。
2人は言い合いにあり、エルサが魔法を暴走させてしまい周りは騒然。
魔力がバレてしまったしまったエルサは逃げ出し、ノースマウンテンに氷の城を建て閉じこもってしまう。
また、夏だった王国は、エルサの魔法により永遠の冬に閉ざされてしまった。
エルサを助けに行くアナ
アナはハンスに国を任せ、エルサを助けるために国を出た。
途中で山男のクリストフ、クリストフの相棒でトナカイのスヴェン、雪だるまのオラフと出会い、ともにノースマウンテンへ向かい氷の城でエルサを見つける。エルサはまた子供の時のようにアナを傷つけることを恐れて彼女を拒絶。
アナは魔法で国を夏に戻してほしいと頼むが、「できない!」と感情が荒ぶってしまい再び魔法が暴走し、アナの胸に命中。
そしてそのまま魔法によって作り出された怪物に城を追い出されてしまう。クリストフはアナの髪が白くなっていることに気付き、トロール達のもとへ向かう。
そこで「アナを治すことが出来るのは”真実の愛”」と聞き、婚約者であるハンスのキスが必要だと判断し国へと向かった。
国に着いたアナはハンスに事情を話してキスを求めるが、ハンスの態度が急変。
実はハンスは、王に成り上がるためにアナに近づいただけだったのだ。
ハンスはアナを部屋に放置し、城の側近たちには「アナはエルサに殺された。エルサを死刑にする。」と決めてしまう。アナの体はだいぶ弱っていたが、そこにオラフがたどり着く。
真実の愛とは
そして「クリストフがアナを愛している、会いに行こう。」と伝え、オラフと城を抜け出す。そしてやっとの思いでクリストフを見つけたアナ。しかし、同時にハンスがエルサを殺そうとしているところを発見し、アナはエルサをかばった。
その瞬間にアナの身体は完全に凍りつき、ハンスの剣が弾かれエルサは助かった。
エルサが凍ってしまったアナを抱きしめて泣いていると、なんと、アナの氷が溶け始めた。
そう。「真実の愛」とは、ハンスでもクリストフでもなく、アナとエルサの姉妹愛のことだったのだ。
そして、魔法をコントロールするのに必要なものが、相手を心から思いやる「真実の愛」だと知ったエルサは、国を覆っていた氷を溶かしアレンデールに夏が戻ってきた。ハンスは追放され、クリストフは王室専属の氷配達人に、そしてアナの恋人になった。
エルサはもう城の門を閉ざさないと約束し、ハッピーエンド。
感想
松たか子さんの歌唱力、半端ないです。