派遣営業をやっていると自分のことが少しだけ好きになります。
なぜかって？
「世の中にはこんなにも変な人がいるんだ...」
と驚くと同時に
「自分はこの人たちよりはマシだ」
と思えるからです。
今回は私が出会った中でもトップレベルの変人、
なにかと手紙を送りつけてくる派遣社員
についてお話したいと思います。
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激ヤバ派遣社員との出会い
ある日登録に来た20代男性。
これまでの経歴を聞いみると、
「今までの会社はブラック企業ばかりだった！
とにかくホワイト企業がいい！！
ホワイト企業なら業種は問いません！！」
と、仕事内容は二の次で、ホワイト以外は何も求めませんという感じでした。
この時点で個人的には黄色信号。
「ホワイト企業が良い」
というのは当然の考えなので別に良いのですが、
「仕事内容は何でもいい」
「とにかく人間環境・職場環境」
という人は、こちらがホワイト企業を紹介したつもりでも重箱の隅をつつくような感じで何かしら文句を言ってくる人が多いんです。
しかもコイツ、
「ミスを必要以上に怒られた」
→よくよく聞いたら言うほど怒られていないし、取引先との連絡事項を上司に報告しないという怒られて当たり前のことをしてた
「体調悪いから連絡せずに休んでるだけで家におしかけてきた」
→それ無断欠勤じゃねーか
「入社してから気づいたけど社員全員作業服着用だった。俺はスーツを着る仕事がしたいのに」
→なにそれ？
「性格が合わない事務員を無視していたら上司に怒られた」
→シンプルに性格悪くない？
ブラック企業判定が自分勝手すぎる！！
ブラック社員じゃねーか！！
･･･とは言いつつも、
仕事を紹介するのが私の仕事なので嫌々紹介。
しかし、あれも嫌これも嫌、と断られまくってその日は紹介できずに終了。
なんだったんだ･･･
とは思ったものの毎日いろんな人が登録に来るのでコイツのことなんか忘れた頃。
1通の手紙が届きました。
メールでも電話でもなく手紙。
ヤバイ人ですよね。
手紙の内容
そんな手紙の内容は・・・
便せん2枚にたっぷりと書いてあったので、
かなり、かなり、省略して紹介します。笑
先日はありがとうございました。
お伺いした際にはすべてをお話できなかったので私の過去を紹介します。
（ここから長い自分語りが始まり、新卒で入社した会社がいかにブラックだったか、そこを辞めてハローワークに行くまでの葛藤がタラタラと書かれていました。）
そして、やっとの思いで行ったハローワークに紹介された会社もブラックだったのです。
ハローワークの担当者には「いい会社です」と言われたのに。
そこから転職を繰り返していますがブラック企業にばかり内定します。
私はなんて不運なんだろう。
こんなにやる気があって、仕事もできるのに。
そんな時に
「お仕事探しなら〇〇（うちの会社名）！
あなたに合うお仕事を紹介します！」
という御社の広告を見て運命を感じたのです。
先日はタイミングが合わず良いお仕事には出会えませんでしたが諦めません。
私は次の転職を最後の転職にするつもりなんです。
私は高望みはしていないんです。
「ブラックじゃない」
これだけが満たされていれば後は実力でなんとかしてみせます。
お仕事の紹介、お待ちしております。
うーん...
うちから仕事を紹介してトラブったらかなり面倒くさそう...
ということで無視することにしました。
しかし数日後、再び手紙が届きました。
中には、
「ブラック企業とホワイト企業の違い」
というHPで調べて印刷したものが入っており、
端の方に、
「自分なりにパソコンで調べました！
私の求人探しに活用してください！」
の文字。
うるさい！！
お前の何倍も何十倍も何百倍もいろんな企業知ってるから！！
そして更に数日後。
またまた手紙が届きました。
「HPで無料でできる職業適性診断を受けました。
結果を送るので参考にしてください」
もう怖い・・・。
え？
なに？
いつまで続くのこれ？
しかし、3通目を最後に一切届かなくなりました。
どこかで仕事を見つけたのか、
うちが一切折り返しの連絡をしないから諦めたのか。。。
本人は良かれと思って送ってきていたのでしょうが、派遣会社からしたら絶対に仕事を紹介したくなくなるので皆さんはくれぐれも手紙を一方的に送り付けないように！
受け取った方は本当に怖いです。笑
ブラック企業
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