石友ホームとインカムハウスの違いを説明していきます。
【石友ホームとインカムハウスの違い①(間取り、外観)】の続きです。
違い③ 工法
石友ホームは「HI-PAIR(ハイペア)工法」という工法を採用しています。
HI-PAIR工法とは、木造在来軸組み工法に高強度の断熱パネルを組み合わせたモノコック構造の高気密高断熱工法。
人に優しくリフォームが容易な木造住宅(木の家)の良さはそのままに、地震や台風に強い安全な住まいを可能としました。
また、夏暑く冬寒い北陸の気候風土に適した、北陸型の高気密高断熱住宅(夏涼しく冬暖かい健康住宅)で、光熱費が少なくてすむのも大きなメリットです。
(説明文・画像:石友ホーム公式HPより)
一方、インカムハウスは、在来工法で筋交いを使用した造りとなっています。
(説明文・画像:インカムハウス公式HPより)
インカムハウスの造りが地震に弱いというわけではありませんが、工法に関しては石友ホームの方が優れています。
違い④ 制震
石友ホームでは、ミライエという制震ダンパーを使用しています。


(説明文・画像:石友ホーム公式HPより)
一方、インカムハウスは、マモリーという制震ダンパーを使用しています。
(説明文・画像:インカムハウス公式HPより)
ミライエが最大95%の揺れを吸収するのに対し、マモリーは89%となっているため、石友ホームの方が制震性能の高いものが使われています。
ローコストハウスメーカーは、目に見えない工法の部分でもコスト削減されているので、それをしっかりと調べて納得したうえで契約しないと後悔するかもしれません。
我が家だってお金があればそりゃあHI-PAIR(ハイペア)工法とミライエが良いですが・・・予算の都合があるのでしょうがないです!
限られた予算の中で、自分が妥協できる点・できない点が明確になってくると、ハウスメーカー選びもスムーズにいくと思います。
次回【石友ホームとインカムハウスの違い③(断熱、柱)】では断熱法と柱の太さの違いについて説明していきます。