いくら間取り打ち合わせなどの計画が順調に進んでもローン審査に通らなければ何も始まりません。
この記事では「住宅ローン審査時の注意点」「審査の流れ」について紹介します!
住宅ローン審査時の注意点
①嘘をつかない
世の中には給与明細をごまかしたりして収入額を水増しすることでローンを通そうと考える人がいます。
わる~い。
そんな嘘はすぐにバレます。
虚偽申告なんてしたらその銀行では今後一切ローンが組めなくなるかもしれないので、絶対に虚偽申告だけはやめましょう!!
②他での借入の有無
「夫婦共働きでしっかり収入があるからうちは大丈夫!」と思っていても落とされることがあります。
その時によくあるのは「車のローンがまだ残っている」ということ。
新車を購入したばかりだと、200~300万円のローンを組んでいると思います。
こうなると住宅ローンが思っているよりも減額される可能性があるので、今自分がどれだけお金を借りているかしっかりと把握しましょう。
③勤続年数
1年以上の勤続年数が基本的には問題ないそうですが、あまりにも転職が多かったり勤続年数が短いと「安定的な収入が見込めない」と判断されて落とされる可能性があります。
仮審査~本審査の間に転職・退職するなんて最悪。。。
仕事で大変なことがあっても、せめて融資が完了するまでは続けるべきです。
④信用情報
クレジットカードの支払い遅延や携帯料金の滞納などをしてしまうと、その情報が残ってしまい、過去のちょっとした金額の滞納のせいでローンが組めないという審査結果になる人もいるそうです。
ローン審査は「この人にお金を貸して、しっかりと返してくれるのか??」という支払い能力の有無を確認するためのもの。
これまでの支払い実績を確認するのは当然のこと。
日本には次の3つの信用情報機関があります。
【株式会社シー・アイ・シー(CIC)】
【日本信用情報機構(JICC)】
【全国銀行個人信用情報センター】
各機関に問い合わせることで自分の信用情報に問題がないか確認することもできます。
「過去の情報が保管されているなら私ムリじゃん・・・」と思うかもしれませんがご安心を!
しっかりと全額清算してから5年経過していれば信用情報は回復します。
これまでに支払い遅延・滞納があって不安な人は、事前に信用情報の確認をしたり、担当営業に相談してみましょう。
住宅ローン審査の流れ
注意点が問題なければあとは実際に審査に出すのみ!!
ここからは、私の実際のローン審査経験を元に事前審査(仮審査)~本審査の流れを紹介します!
※これから紹介するのは、私が注文住宅を購入した石友ホームグループ「インカムハウス」&ローンを組んだ「北陸銀行」の場合の審査の流れです。
ハウスメーカーやローンを組む金融機関によって審査の流れ・必要書類に多少違いがあると思うのであくまでも参考程度にご覧ください。
事前審査(仮審査)
我が家では夫婦2人の収入合算でローンを組む「ペアローン」希望だったので、提出したものは次の2つ。
①夫婦2人の直近3か月分の給与明細
②夫婦2人の雇用契約書
源泉徴収などは必要ありませんでした。
この書類でおおよその年収を計算し、そこから融資可能額を提示されます。
日曜日に書類提出して、連絡があったのは5日後の金曜日。
3,200万円まで融資OKという結果でした。
ここで1つアドバイス!
住宅ローンの事前審査はできるだけ早くするのがオススメ!
上の記事にもまとめしたがこうすることで、見積り後に大幅な予算変更を考えなきゃいけなくなったりすることを防げますし、初めから予算に合わせて家造りをできるので効率的に打ち合わせを進められます。
私は最初「石友ホーム」という北陸で有名な大手ハウスメーカーで話を進めていたのですが、見積もりがどれだけ頑張っても4,000万円程で「こんなにローン組めますかねー」と何となく営業さんには言っていました。
営業さんには事前審査よりもずっと前に給与明細とかを提出していて「何とかします!ローンを通すのも我々の仕事なんで!」と自信満々だったので「ここまで言うなら大丈夫なんかな」と思っていたけど蓋をあけたら3,200万円。
おい!!笑
石友ホームで3,200万円以内にするには希望とまったく違うかなり小さい家になってしまうので、石友ホームグループ内のローコストハウスメーカーである「インカムハウス」に変更してなんとか希望に近い家を建てることができました。。。
皆さんにはこんな経験してほしくないので・・・事前審査は早めに!!
本審査
インカムハウスでの打ち合わせがほぼ全て終わり、融資が確定すれば着工というところまで来ました。
いよいよ本審査!!
収入を証明する書類は既に提出しているので必要ありませんでしたが、事務的な書類の提出が必要でした。
①世帯全員の住民票
②夫婦2人の印鑑証明
③夫婦2人の実印
これはどこの銀行だろうと必要になってくると思うので、本審査を控えている人は早めに用意しておくとスムーズです。
我が家は印鑑登録すらしていなかったのですぐ役所に駆け込みました。笑
最終見積もりや工事スケジュールなどはハウスメーカーから銀行に提出してくれました。
審査申込書に必要事項を記入してあとは承認されるように祈るだけ!!
事前審査より本審査の方が時間がかかります。
私の場合は2週間程でした。
審査した結果・・・本審査も3,200万円でOK!!
こうして無事着工へと進めることができます!
このブログでは、ハウスメーカー選びから完成Web内覧会まで全て紹介!
注文住宅を検討している人は是非読んでみて下さい!
みなさんの家造りの参考になる記事がきっとありますよ♪
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